お家の塗り替え 東京都品川区 M様邸

　我が家は１９８１年建築後２３年間、塗装の補修を一切していないので、２００３年に塗装をすることに決めました。
　初め、我が家の建築主の工務店に見積りを依頼しました。この工務店は既に代替わりしていて、先代が建てた家であっても、塗装だけの仕事はあまり乗り気がしないようで、その上、内部に塗装部門を持たず、下請けさせるようでした。
　次いで、私のチョットした知り合いの人が、名の知れた塗料会社の塗装の営業を請負うような仕事をしていて、見積金額は、先の工務店の半額だったのですが、どうも安心して頼む気になれないでいました。
　たまたま、私はKSD（今の「安心財団」）の会員（私は技術文献の翻訳業）で、KSDのHPに広告を出していましたので、塗装業の一覧を見てみました。我が家のような小家屋でもやってくれそうで、しかも、自分の会社に人材が揃っていて、その手で実際に責任を持って引き受けてくれそうな業者を探したら、安田塗装さんが見付かりました。（もっとも、安田啓一さんは、安田塗装さんはKSDとは関係ないが、と言っておられました。）
　電話したら、安田啓一さんがすぐに見えました。誠実そうなお人柄に思われたのですぐに見積を依頼しました。早速、詳細な仕様による見積書を頂きました。商売の種類によって、仕様さえ満足すれば事が済む大量生産品（例えば、家電品）もあれば、そもそも仕様の無いモノ（例えば、翻訳）もあります。塗装は、使用する材料（大量生産品の場合）は仕様により定めることが出来るかもしれませんが、施工の技量や心構えは仕様で定めることは出来ないと思います。さらに、塗装は構築物に施すものですから、元の構築物にも関係するとも思います。従って、見積金額だけでは判断出来ません。
　工務店の見積は、２割くらいのマ－ジンかな、と思っていましたので、それから２割を引いてみました。その金額よりも安田塗装さんの見積は少し安いと思われました。

　塗装工事の実際の施工と出来栄えについては、他に経験がありませんので、申し上げることは出来ません。ただ、それより５年ほど前に、我が家の向かいのマンション工事の際に補修して貰った屋根の一部について、安田塗装さんに特に念入りな塗装をお願いした箇所は、その後全然異常ありませんので、満足に思っています。又、毎年、年賀、残暑のご挨拶でその後の塗装状態についてお尋ね下さいますので、何時も感謝しております。
　あれから５年になりますので、細々した所、例えば、ベランダの手摺りなどに、赤錆が出始めていますので、これをどうしようか、と現在考えています。