無垢の木の風合いと
触れた際の木肌感を活かす
1オスモカラーの特徴
オスモフロアークリアー
オスモフロアークリアーは、石油化学合成による合成樹脂塗料ではなく、ひまわり油を主成分とした天然油脂の塗料です。
合成樹脂のクリアー塗料は透明な塗膜を造ることで、触れた際の木肌感が損なわれてしまいますが、このオスモフロアークリアーは天然油脂が木材に深く浸透し呼吸を妨げることなく、木の風合いをそのまま残します。
無垢のフローリング材を使用し、その風合いと触れた際の木肌感を最大限活かすなら、この、オスモフロアークリアーがぴったりです。
但し、フロアーマニキュアなどと呼ばれる、強靭な塗膜を作るウレタンクリアーやフッ素クリアー等の合成樹脂塗料よりも保護力が劣るため、頻繁なメンテナンスが必要となります。
ウッドステインプロテクター
次に、外装用のウッドステインプロテクターをご紹介させて頂きます。
外装用の木部用塗料といますと、キシラデコールやシッケンズのような石油化学合成による木材保護塗料が有名で、植物油(ひまわり油)を主成分としたオスモカラーでは耐久性に問題があるのではと思われがちですが、このウッドステインプロテクターはそうではありません。
まず、第一にオスモの独自技術により精製されたひまわり油が合成樹脂系のステインと比較し木材に深く浸透します。
第二に、塗料成分中の顔料密度が高いため、塗り回数が同じでも、高い木材保護能力を発揮いたします。
以上のことから、合成樹脂系の木材保護塗料と比較し勝るとも劣らない耐久性があります。
最後に、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレンなど危険な成分は一切配合していないことが、石油化学製品と全く異なる点として挙げられます。塗装する際に、作業しやすくする上で入れられている必要最小限の溶剤も、環境大国のドイツ薬局方に適合した安全基準をクリアしたものが使用されています。
2このような場合にお薦めしています
オスモフロアークリアー
- 無垢材のフローリングや家具など無垢の風合いを生かしたい。
- 触れた際の木肌感を残したい。
- 手をかけながら長く使用していきたい。
ウッドステインプロテクター
- 化学物質系ではなく植物系の塗料にしてほしい。
- メンテナンス期間を長くしたい(耐久性を持たせたい)。
※ 植物油脂は、合成樹脂と比較し粒子が細かく木材に深く浸透するので、合成樹脂系の木材保護塗料と比較して耐久性が劣るということはありません。
3このような場合はお薦めしていません
オスモフロアークリアー
- 無垢材ではなく合板のフローリングである。
- 一度塗装したら、出来る限りメンテナンスしないようにしたい。
- 木の風合いよりも、第一に耐久性を重視したい。
※ 上記のような場合、膜型でウレタンやフッ素などの合成樹脂系のクリアー塗料がお勧めです。
ウッドステインプロテクター
- とにかく工事費の価格を抑えたい。
4参考価格
無垢フローリングをフロアークリアーで仕上げた場合の見積例をご紹介いたします。
尚、新築時の無塗装のフローリング材に塗装する場合と、既にクリアー塗料などが塗られており、機械による研磨が必要な場合の塗り替えとでは、価格が全く異なります。
機械の研磨が必要な場合は、研磨時に細かい粉が舞いますので、家具やキッチンなどの養生も必要になります。
※ 価格はすべて税込みです。
※ 運搬諸経費は別途になります。
※ 状況により単価に変動がありますことをご理解下さい。
無垢フローリング仕様 | 面積(m2) | 単価 | 金額 | |
---|---|---|---|---|
下地処理 | サンドペーパー研磨 | 50 | ¥1,100 | ¥55,000 |
塗装システム | フロアークリアー 2回 | 50 | ¥3,300 | ¥165,000 |
合計 | ¥220,000 |
無垢フローリング仕様 | 面積(m2) | 単価 | 金額 | |
---|---|---|---|---|
下地処理 | グラインダー研磨 | 50 | ¥5,500 | ¥275,000 |
塗装システム | フロアークリアー 2回 | 50 | ¥3,300 | ¥165,000 |
養生 | 家具などの養生及び清掃 | 50 | ¥1,100 | ¥55,000 |
合計 | ¥495,000 |
「どんな塗料を塗るのか」と同様、いえ、
それ以上に「どのように塗るのか」が重要です。
施工品質第一義・技術集団の
安田塗装にお任せください。