オート化学独自の技術で
優れた耐久性、耐候性を実現
1オートン サイディングシーラントの特徴
サイディングパネル専用に開発されたシーリング材で、オート化学の独自の原料配合技術により、従来のポリウレタンシーリング材よりはもちろんのこと、変成シリコンシーリングよりも耐久性、耐候性共に優れたシーリング材です。
出来る限りメンテナンス期間を長期間確保したい場合にお薦めのシーリング材です。
尚、このシーリング材、種類的な分類でいえばウレタンシーリング材となりますが、一般のポリウレタンシーリング材とは異なり、可塑剤※に頼らないオート化学独自の原料配合技術によって開発されたネオウレタンポリマーによるシーリング材です。そのため、ポリウレタンシーリングはもとより、変成シリコンシーリングよりも優れた耐久性、耐候性を有しています。
※可塑剤: シーリング材に柔軟性を与えるために入れられる成分で、柔軟性が付与される一方、耐久性や耐候性など基本性能を低下させる原因にもなります。
2このような場合にお薦めしています
耐久性の高い塗料で塗り替える場合
塗料が15年以上もってもシーリングが切れてしまえば意味がありません。そのため、耐久性の高い塗料で塗り替える場合、耐久性の高いシーリング材を併用することでメンテナンスサイクルの長期化を期待することが出来ます。
塗装仕上げ後にシーリングを打つ(後打ち)場合
オートンサーディングシーラントの色数は約400色。シーリング材の上から塗装する場合はもちろんのこと、塗装後シーリングを打ち替える場合でもサイディングの色に合わせることが可能です。
意匠性サイディングをクリアー塗料で仕上げる場合
意匠性サイデイングをクリアー塗料で仕上げる場合、目地や窓廻りのシーリング材の色を外壁色に合わせることがデザイン上、大切となります。上記同様、オートンサーディングシーラントなら400色以上の常備色の中から適した色を選定することが出来ます。
3このような場合はお薦めしていません
外壁がサイディングでない場合
このシーリング材は、サイディングの外壁のために開発されたシーリング材で、サイデイングの目地や窓廻りに使用されてはじめて、その機能を発揮し、費用対効果の優れた材料と言えます。ALCパネルや外壁タイル、RC の打ち継ぎ目地には、それぞれに適したシーリング材を選定することが大切です。
既存のシーリングが硬化不良を起こしており、既存の完全除去が不可能と判断される場合
ウレタンシーリング材は、空気に反応することで硬化し、適正な機能を発揮しますが、近くにアルコール成分があると空気よりも先にアルコール成分に反応してしまい、効果不良を起こしてしまいます。
変成シリコンシーリング材にはアルコール成分が含まれているものもあり、不良硬化していると、アルコール成分が残っていて、この成分とサイディングシーラントが反応してしまう場合もあります。そのような場合には使用を避け、変成シリコンシーリングで仕上げることが望ましいといえます。
4参考価格
延べ床面積30坪、総2階建ての住宅を想定し、窓廻りとサイディング目地の長さが200mあると仮定した場合のお見積は、下記の通りです。
※ お見積には、仮設足場費用は含まれておりません。価格はすべて税込みです。
サイディング目地及び窓廻り | 面積(m2) | 単価 | 金額 | |
---|---|---|---|---|
シーリング打ち替え | 既存シーリング撤去 | 200 | ¥1,430 | ¥286,000 |
マスキング | ||||
ボンドブレーカー | ||||
専用プライマー | ||||
サイディングシーラント充填 | ||||
合計 | ¥286,000 |
「どんな塗料を塗るのか」と同様、いえ、
それ以上に「どのように塗るのか」が重要です。
施工品質第一義・技術集団の
安田塗装にお任せください。