最高の素材と伝統の手法で
奥行きのある表情を実現
1ファロー・アンド・ボールの特徴
1930年代、英国南部のウィン・ボーンでジョン・ファローとリチャード・ボールによりファロー・アンド・ボール社が設立。この F&B のペイントは、最高級の天然素材を独自に配合し、英国で唯一自社工場での生産を続けています。もちろん揮発性有機化合物がゼロで、日本基準よりはるかに厳しい英国基準(FDA )※ をクリアーした、最高ランクの安全性を保持しています。
また、顔料が他社と比較し3~4割ほど多く使用されているため、塗った状態で細かい粉状になった顔料により、受ける光の反射が一定方向にならず、奥行きのある微妙な表情を見せます。
この質感は単調でフラットな通常のペイント仕上げと異なり、日本の漆喰に似て「chalky(チョークのような)」と表現されます。
※ FDA (US Food and Drugs Administration)
一般食品から薬品まで幅広く規制、管理してる機関です。
主に、一般消費者の健康維持、保護を目的とし、科学と法律の融合によって、より安全性の高い、効果的な製品を提供できるように企業をサポートしています。
ファロー・アンド・ボールが塗料殺菌用に使用している薬品はすべて FDA によって安全性が認定されています。
ファロー・アンド・ボール ペイントは132色の英国伝統色が用意され、うち57色のナショナルトラストの指定色をもち、現在でもなおナショナルトラストの建築物の修復に使用されています。
18世紀を代表する建築家が好んで使っていた「33 Pea Green」や、19世紀初めのイギリスを代表する Attingham Park の美術館に由来する「42 Picture Gallery Red」。この他にも様々な歴史を感じさせるペイントの名前は、単に古く、退屈なものではなく、常に時代のスタンダードとしてその色と共に愛されています。
2このような場合にお薦めしています
壁面をクロスではなくペイントの壁に仕上げたい・・・
ペイント仕上げの壁の中でもワンランク上を望みたい・・・
壁面をインテリアに合わせ、デザインウォールとして表現したい・・・
3このような場合はお薦めしていません
仕上げはクロスでもペイントでもどちらでもよいと思う。
クロスの仕上げと比べてコストが高くなりますので、どちらでもよいという場合にはクロスがお薦めと言えます。
ペイントの壁にはこだわりたいが、出来る限りコストを抑えたい・・・
日本のアクリルエマルジョンペイントも決して悪くはありませんし、海外のものであれば、ベンジャミンムーアーやシャーウィンウィリアムズのペイントもあります。
木製建具や家具などを使用したい・・・
現在、日本で取り扱っているものは、エステートエマルションという塗料で、決して塗れないことはありませんが、木製ドアや家具など、頻繁に手に触れる部分は汚れやすいのでお薦めとは言えません。
※木製建具や家具などをどうしても塗りたい場合には、ウォーターベースドエッグシェルがありますが、その都度、本国からの輸入になりますので時間がかかります。
上記の旨さえご了承頂ければ、問題ありません。
「どんな塗料を塗るのか」と同様、いえ、
それ以上に「どのように塗るのか」が重要です。
施工品質第一義・技術集団の
安田塗装にお任せください。