「打ち替え」と「増し打ち」
真夏日のSビル
外壁ALCシーリング工事完了
外壁タイル面シーリング撤去
昨日の雨が嘘のように晴れ、本日は真夏日のような天気となりました。
さて、こちらの現場は、1階に店舗が入っていることや正面の人通りが多いため晴天の日に高圧洗浄は無理なので、先週の雨天の折に外壁タイルの薬品洗浄と高圧洗浄、昨日の雨天を利用しALC面の高圧洗浄を実施させて頂きました。
(東京都杉並区)
現在ALC面のシーリング工事がほぼ完了し、外壁タイル面の既存シーリングを撤去させて頂いております。
このビルはメンテナンス期間を10年に1回と想定し、シーリング工事の仕様は下記の通りです。
●ALC開口部廻り:ウレタンシーリングによる打ち替え
●ALC目地:ウレタンシーリング増し打ち
●外壁タイル開口部廻り:変性シリコーンシーリングによる打ち替え
●外壁タイル打ち継ぎ目地:変性シリコーンシーリングによる打ち替え
外壁タイルの打ち継ぎ目地が打ち替えに対し、外壁ALC目地が増し打ちの仕様となっているのは、ALC目地は凹となっており、増し打ちであっても、適正な厚みが確保でき10年の耐久を確保できると判断されるためです。
但し、外壁タイルの打ち継ぎ目地は、増し打ちでは10年の耐久性を保たせる厚みが確保できないため、打ち替えとなります。