202503/02
シーリング打ち替え2
オートンサイディングシーラント
神奈川県内において押出成形セメント板の不燃外装材ラムダの改修現場が進行中です。
こちらの押出成形セメント板の改修工事において新規に充填するシーリング材はオートンサイディングシーラントです。
あらゆるサイディング材の目地はコンクリートの目地と異なり、建物の揺れによって動きます。
このジョイントはワーキングジョイントと呼ばれます。
ワーキングジョイントに充填されるシーリング材は、長期の伸縮の繰り返しと真夏から真冬の寒暖差の繰り返しに耐えうるものでなければなりません。
これら各メーカーの各種シーリングは耐久性によって区分されていますが、オート化学のオートンサイディングシーラントはサイディング用のシーリング材の中では最高ランクの9030の区分の分類されているだけでなく、塗膜との相性が良くブリード現象を起こしません。
メリットばかりを記載させて頂きましたが、デメリットは価格が高いことと、乾燥が遅いことです。
見積上に製品名まで記載されていなければ、一般的なシーリング材の倍の価格の材料を仕入れることはありませんし、シーリング充填後養生期間を設けなければならず、工期が長くなってしまうので使用を避ける施工業者様も多いと思われます。
弊社はオート化学の工場において各種シーリング材の実験結果を確認させて頂いた上でオートンサイディングシーラントを採用しております。