プラネットジャパン関東支社
英語堪能な女性スタッフの説明
プラネットカラーの原材料
プラネットカラーの製品
上林さんの指導により試験塗装
プラネットジャパンのスタッフの皆様と共に
研修3日目は秋のスギハラハウスプロジェクトで原千畝記念館での外壁に使用する塗料を無償提供して下さる、プラネットジャパン様の関東支社での研修です。
プラネットジャパンはドイツのクライデツァイト社の木材保護塗料や漆喰などの塗材を日本の気候風土に合わせ共同改良し、輸入販売している会社です。
上記から多くのスタッフの方が英語を話すことができ、女性スタッフがプラネットカラーやプラネットウォールの原材料から機能性に至るまで丁寧に説明して下さり、最後にサンプル板に試験塗装をさせて頂き、塗装の感触を体験させて頂きました。
プラネットカラーは、亜麻仁油を主成分とした木材保護塗料で、内外共に使用できます。
特に内部においては、亜麻仁油を主成分としているので赤ちゃんや子供にとっても安全で、シックハウスなどの心配もありません。
また、外装用としては、日本では、石油化学合成のキシラデコールやシッケンズが普及しており、自然塗料は耐久性に問題があると誤解され、未だ、外部に使用される割合は少ないのですが、プラネットカラーの天然油脂は合成樹脂と比較し木部に深く浸透することや、天然顔料が色褪せが少ないので、耐久性においても石油化学合成の塗料よりも勝るとも劣りません。
このことは、愛媛県の大洲城など、多くの現場で実証されております。
さて、自然系塗料は合成樹脂塗料と異なり、原材料の採掘から、製造、使用、廃棄い至る各段階において、有害物質の排出が少なく、リサイクルが容易で、環境負荷を与えない点で圧倒的に優れた塗料と言えます。
目先の機能がどんなに優れているとしても、原料採掘や製造過程において有害物質を排出し、使用する際に人体に悪影響を及ぼす危険性があり、更に廃棄に至る場合、地球環境に負荷を与えるような製品が良いものであるはずがありません。
クライデツァイト社とプラネットジャパンには、このようような確固たる哲学が貫かれており、全ての原材料と成分が公開されています。
【プラネットカラーの製造元・ クライデツァイト社のポリシー】(引用)
KREIDEZEIT(クライデツァイト)とは、ドイツ語で白亜紀という意味。白亜は、同社製品の中でも最も重要な原材料であり「大昔からの自然素材を用い、伝統的な方法でつくる」という意味が込められています。製品に使用している原材料はすべて公開し、製造は原料を「粉砕」「 濾過」「加熱」するといったシンプルなプロセスで行われており、必要なエネルギーは、薪を燃やすことによって賄われています。「原料の採掘・採取」「製造」「施工」「住まう人」「廃棄時」の全ての製品ライフサイクルにおいて、常に人と環境に配慮し地球環境を守ることをポリシーにした同社の姿勢が商品への信頼も生み出しているのです。 厳選した ”こだわり” の自然原料から出来上がる「プラネットカラー」「プラネットウォール」の商品群は、どれも独特の光りを放って存在感をみせています。
www.planetjapan.co.jp/
※植物科学のLCA自然塗料は原材料の採掘から、製造、使用、廃棄に至るまで環境負荷が小さい。
※合成樹脂塗料は原材料の採掘から、製造、使用、廃棄に至るまで環境負荷が大きい。
下記の映像はこの年の秋、スギハラハウスプロジェクト後作成させて頂いたものを貼らせて頂いたものです。