202103/25
でんしゃとしょかん
塗魂ペインターズの活動が絵本になりました。
関わる人全ての人が優しい気持ちになる、誰も置き去りにしたくないという真心がこの活動に凝縮しています。
良書に親しみ、ある時は偉人の心に触れ、ある時は自分自身の心の銀河の旅をしてほしい
「くめがわ電車図書館再生プロジェクト」
この活動に携わり、陰でご尽力下さったお一人お一人に心より感謝申し上げます。
活動の様子はこちらをご覧ください。
202103/25
塗魂ペインターズの活動が絵本になりました。
関わる人全ての人が優しい気持ちになる、誰も置き去りにしたくないという真心がこの活動に凝縮しています。
良書に親しみ、ある時は偉人の心に触れ、ある時は自分自身の心の銀河の旅をしてほしい
「くめがわ電車図書館再生プロジェクト」
この活動に携わり、陰でご尽力下さったお一人お一人に心より感謝申し上げます。
活動の様子はこちらをご覧ください。
202011/15
今年は早々よりコロナ禍の影響で、仲間が集まったり、子供たちと共に行うペイントボランティアは一時的にお休みさせて頂いております。
今年の夏に、天然成分100%であるバクタクリーンの除菌抗菌施工の認定施工店として活動させて頂き、自社単独ではございますが、除菌ボランティア始めさせて頂いております。
噴霧されるウルトラミストは、主な成分はティーツリーオイルや食物由来成分などの天然成分100%で、医療や科学専門機関の研究により開発された、最も人体に優しい次世代の除菌・抗菌・消臭剤です。
本日は、文京区内の当社の職人の子供の通う幼稚園にて、各部屋にウルトラミストを噴霧し、ドアノブや電気のスイッチなど、手に触れる部分はバクタシールドによる拭き取り除菌施工を行いました。
園内教室におけるルミテスターによる計測値は
施工前 28071 → 施工後 813
ウィルス繁殖の要因の皮脂や飛沫を、施工前の1/30以上まで減らすことが出来ました。
ご参考に、食品衛生上の合格基準が、まな板500、調理台や包丁が200です。
仕事において一人ひとりのお施主様のご信頼にお応えしていくことはもちろんのこと、継続的に自社でできる社会貢献活動に取り組ませて頂きます。
※2017年、カウナスにてスギハラハウス再生プロジェクトに携わらせて頂いた際の声明文です。
201902/07
塗魂ペインターズによるくめがわ電車図書館塗り替えボランティアが完了いたしました。
この図書館は、電車図書館との名前の通り、引退した電車がそのまま図書館として利用され、半世紀もの間この団地内で多くの親子の間に親しまれておりました。
この地域の皆様だけでなく、鉄道ファンの間では言わずと知れた図書館でもあります。
この図書館が出来た当初は、東村山市には市立図書館がなく、この図書館も自治体のボランティアで運営されており、鉄道ファンの皆様でメンテナンスを行っていたということでした。
しかし、長い間風雨にさらされ外装は錆で穴があいたりしており、その場しのぎのメンテナンスでは維持は困難、かといってボランティアで運営されている図書館なので予算がある訳でなく、塗魂ペインターズに声がかかったのです。
「真心の人には真心で応えていこう」それが塗魂ペインターズです。
さて、この図書館の維持管理を行うためには、以下のように多岐の工程となります。
①劣化塗膜のケレンからはじまり、②サンドペーパー掛け、③ケレンによってできた凹凸のパテ処理④全面錆止め塗装、⑤防錆型ウレタンエナメル塗装2回、⑥付帯部のフッ素樹脂塗装
塗装工程はやはり下地処理が最も重要で手間がかかります。
さらに、板橋区の下町ロケットたる日進産業様石子社長のご協力で、屋根には断熱塗料のガイナ、窓ガラスには紫外線カットのぬるろーいが提供され、夏は涼しく、冬は暖かくなるなる真心の塗装をさせて頂きました。
なぜ、私たちはボランティアを行っていくのでしょうか…
それは、ここで、母が子供に読み聞かせを行い、親子の絆を深め、豊かな心を育むためです。
また、ここの子供たちが、読書によって、想像力を養い、人の心の痛みがわかる大人に育つためでもあります。
さらに、良書に親しみ、ある時は数百年前の偉人の心に触れ、ある時は自分自身の心の銀河の旅をし、人格を深めるためでもあります。
そして、ここ久米川で育った子供達が人格者として世界に羽ばたき、人々の幸福と世界の平和に貢献するために他なりません。
本当の幸せとは、自分だけの幸せを追求する中にあるのではなく、逆に、他のためだけに生きる自己犠牲の中にもなく、自らの意思で他の人々の心の中に明かりを灯し、その明かりによって照らされていることを喜びとできる自他共の幸福の中にあると確信しているからです。
最後に、ヘルマンヘッセの「書物」という詩をご紹介させて頂きます。
「この世のどんな書物も
君に幸福をもたらしてくれはしない
けれども書物はひそかに君をさとして
君自身の中へ立ち返らせる
そこには太陽も星も月も
君の必要なものはみんなある
君が求めている光は
君自身の中に宿っているのだから
そうすると君が書物の中に
長い間 捜し求めていた知恵が
あらゆる頁から光ってみえる —-
なぜなら今その知恵は君のものとなっているから」
※一昨年秋建物再生によって差別なき世界の平和への思いを蘇生させようとしたスギハラプロジェクトです。
201801/15
昨日、安倍首相と昭恵夫人がリトアニアに訪問され、杉原千畝記念館を視察した様子のニュースがテレビや新聞で報道されておりました。
首相は記者団に「大変暖かい歓迎を受けることができたが、杉原千畝さんの勇気に対する地域の皆さんの気持ちのあらわれだ。地元の皆さんが、領事館にひるがえっていた日の丸を含め、杉原さんの記憶を大切に保存していただいていることに日本を代表してお礼を申し上げる」と述べました。
異なる国家との交流は、政治や経済による往来も重要であることに違いありませんが、リトアニアと日本は、国家の命令よりも、生命の尊厳を大切にした杉原千畝の勇気の選択の共感を通し、国境を越え、友情を育み、平和を広げることができるに違いありません。
総じて、政治には矛盾があり、経済の世界には格差がありますが、友情は平等であり、普遍であり、永遠です。
どうしても政治は力の論理、経済は利害の論理になりがちな中、友情を基調とした平等な立場での教育や文化の往来が、人間相互の魂と魂を、心と心を結び付けていくからです。
さて、昨年秋、塗魂ペインターズの一人として、杉原千畝の心に思いを馳せ、この記念館の再生に携わらせて頂きましたが、足場が外れないうちに日本へ戻って来てしまいましたので、安倍首相を追うカメラにほんの少しの間だけ映っていたきれいな杉原記念館を見て、安堵と共に感慨深いを思いです。
きっと、塗魂家族の皆様も同じような思いだったのではないでしょうか…
恩師の思いをわが胸に焼き付け、
友と共にこの記念館の再生に携わり、
平和の大切さを発信できたこと、
友と共に心を分かち合えたこと、
そして、また一つ新しい友情を育めたことは、年月が経とうとも、けして色褪せることはないでしょう。
人間として究極の証が友情であり、友情ほど人生の勝利と栄光の縮図になるものはなく、友情と信義に生き抜く人は、何倍も価値ある人生を勝ち取っていくことができるからです。
ゆえに、誰に見られていなくても、また、けして光は当たらなくても、
純粋なる思いで、陰で黙々と、かつて命のビザを発行した旧領事館の蘇生のために働き、差別なき平和への思いを世界に発信しようとご尽力下さった、心美しき皆様の証は、心の中の思い出だけに留まることはありません。
目には見えなくても、深い絆として、変わることにない友情として、共に活動した友と友の間で厳然と輝き渡り、それぞれの人生物語を荘厳するに違いありません。
アメリカの民衆詩人ホイットマン曰く、「英雄の名声も、将軍の勝利も、大統領の権勢も、自分はうらやましいとは思わない。しかし固い友愛で結ばれた人々が、苦難にも中傷にも怯まず、一生を通じて、いかに勇敢に、思いやり深く、そして、いかに誠実に共に生き抜いたか。その人間の絆を、何よりもうらやましく思う」
自分自身の人格と幸福の拡大は、立場等で決定されるものでされはなく、どんな立場で活躍しようとも、一人一人の友情が育まれてこそ、真の人格の拡大があり、真の幸福があるからです。
因果応報…
一人一人にとって、この度の活動がいかなる意味を成すかは、時がすべてを明らかにしてくれでしょう。
真に育まれた友情こそが、朽ちることのない人生の宝であり、自身の勝利の証だからです。
※昨年秋建物再生によって差別なき世界の平和への思いを蘇生させようとしたスギハラプロジェクトです。
201801/07
眞愛…
この題目をからしますと、真実の愛について綴るのかと誤解されそうですが、私如きがそんな大そうなことを綴るようなことは致しません。
数年前に知り合ったばかりなのに、旧知のように塗魂ペインターズで共に活動している、眞愛という名の小田原のペンキ屋の親方で、片山 伊佑(イスケ)という名の親友について綴らせて頂きます。
▶株式会社 眞愛(しんあいぺいんと)
-小田原市の外壁塗装専門店-
サスケ…否、イスケ…、江戸時代の忍者のような名前です(笑)
初めてお会いしたとき、片山さんと呼ぶと、イスケと呼んで下さいと言われましたので、イスケさんと呼ぶと、「さん」はいりませんと言われましたので、それ以来、イスケと敬称を略させて頂いております。
呼び方まで指定されて面倒な男です(笑)
初対面では緊張されていたのか、はたまた猫をかぶっていたのか(笑)わかりませんが、言葉数が少なかったように記憶しています。
しかし、後日、イスケを塗魂に導いた彼の兄が、さりげなく、彼のホームページの下記のあいさつ文をfacebookで紹介したのです。
塗り替え工事・外壁塗装をお考えのあなたへ
気がつけば夏が過ぎ、あっという間に秋の季節を肌で感じる時期になってきましたね。
一歩外に出るとこの時期どこからともなく香ってくるあの匂い・・・・・・・・・・。
きんもくせいの香りが優しく漂い、蝉の声は次第に消え失せる、そんな人恋しくて物寂しい秋になりました。
こちらのサイトへお越しのあなたは、どう過ごされていますか?
兄曰く、「笑かそうとしているのか真剣なのかわかりませんが、同業者とは思えない斬新で独特の感性ですね(笑)」とユーモラスにも、温かく紹介していたのを覚えております。
これがきっかけとなり、徐々に仲間の間で彼の名が浸透してきたのでしょう。
イスケ自身、若くして創業したため、職人のこと、お客様のこと、資金繰りのこと、苦労の連続だったようで、インターネットで同業者の動向を検索していくうちに大阪のとある塗装屋さんのホームページが目に留まり、思い切って悩みを相談したのでした。
それに一つ一つ丁寧に応えてくれたのが、大阪の永建工業の永浜さんだっだのです。
そして、この出会いがきっかけとなり、塗魂ペインターズに入会したのです。
きっと、このとき、縁深き二人が、出会うべくして出会い、血のつながりを超え、瞬間的に兄弟のような深い絆で結ばれたのでしょう…いな、思い出したという方がぴったりかもしれません。
記憶にはないものの、遠い昔、「本当に困ったときに出会うことにしような」と、約束でもしていたかのような、物語の一場面のようにも思えます。
今では、仕事に対する誠実さと、社会貢献活動における真摯な姿勢、そして、独特の感性が皆にも好かれ、関東塗魂ペインターズのムードメーカーでもあります。
そんな中、昨年は関東ボランティアに留まることなく、震災に見舞われた熊本の復興を願い、生まれて初めて飛行機に乗り、熊本ボランティアに参加、さらに、同じ年の秋には、平和への祈りを込めて、はるか8000㎞離れたリトアニアのスギハラハウスに行くことになるとは、当の本人さえも夢にも想像していなかったに違いありません。
彼には名聞名利を求める気持ちなどは微塵もありません。
只々純粋に、「日々生活が大変な一庶民の自分だって、自分の心の中に壁さえ作らなければどんなことだってできるんだ」と、いかなる境遇であっても、誰一人もれることなく、無限の可能性を秘めていることを我が命をもって証明したい、そして、関わる人々の心の中に希望と勇気の春風を贈りたい、との祈りに似た純粋な思いが彼と彼の家族を動かしたに違いありません。
生きているからこそ、悩みは尽きることはありませんし、計り知れない突然の悲しみに襲われることもあります。
しかし、生きていればこそ、ささやかではあっても、かけがえのない幸せに出会うことができるのも事実です。
そんな彼を見ていると、昔、恩師が私自身に教えて下さった言葉を思い起こすのです。
人がどう評価するか、それはどうでもよい。
また、一時の姿がどうかということもない。
要するに最後の最後に会心の笑みを満面に浮かべられる人生がどうかである。
生涯を振り返り「自分は人生に勝った。楽しかった。悔いはない。」と言える人が勝利者である。
きっとイスケを塗魂に導いた縁深き兄も、イスケがいかなるときも、彼を信じ、仕事で成功することだけでなく、いな、それよりも、人生の勝利者になることを心待ちにしているに違いありません。
「本当に困ったときに、再び、出会うことになっているんだよ」と優しく微笑みながら…
※映像は2017年秋、永浜さん、イスケと共に参加したスギハラハウス蘇生プロジェクトです。