201407/15
群馬県るなぱあく塗装大作戦
今年4月に世界文化遺産登録がされた群馬県富岡製糸場、操業停止から27年して開業当初の建造物が良好に保たれているのは、採算を度外視し後世に残そうとの運営者の強き信念があったからこそです。
ここは同じ群馬県に存在する、るなぱあく。
日本一なつかしい遊園地をモットーに「ゆっくり大人になる子供たちのために」運営されている昭和レトロを感じさせてくれる小さな子供と一緒に思い出を作る事が出来る遊園地です。
驚くことに10円で乗れる木馬からはじまり、大型ののりものでも1回50円、3歳以下の子供と乗る大人の費用は、子供の安全性を優先し免除されるなど、採算を度外視した運営理念は随所にみられます。
子供たちが大きくなっても記憶として刻まれるであろうこの場所を、いつまでも残そうとの信念が世界文化遺産の富岡製糸場と2重写しになります。
今回は塗魂ペインターズ精鋭中の精鋭、群馬県のミヤケン様と佐藤塗装様総指揮の下、そして、前橋市の全面協力の下、「都市魅力アップ共創(民間協働)推進事業」として「るなぱあく塗装大作戦」に参加させて頂くこととなりました。
塗魂ペインターズとしてはここ「るなぱあく」で28カ所目となります。
塗魂ペインターズはかくも銭勘定を抜きにしたボランティア活動に一生懸命にできるのでしょうか…
何度も同じことを申し上げさせて頂きますと、
結論から申し上げるならば、他でもないかけがえのない自分自身の人生を悔いなく生きるためです。
もっと端的に言うならば自分自身が幸せになるためです。
人生の大半の時間を費やしている仕事において、
競争して他社に勝つことによって得られる優越感、
売上目標や利益目標を達成して会社の規模を大きくしたり経営品質よ良くしたりする達成感
仕事を満足して頂いて対価としての報酬によって得られる充実感等々
ビジネスといわれる利益活動の中で自尊心を満される手段は様々あることでしょう。
しかし、それ自体が人生の目標とまでは言う事が出来ず、
利益活動とは全く離れた中にこそ、それら以上に社会における自身の存在価値を獲得し得るからに他ならないと確信しているからなのです。
自己犠牲とは全く異とし、一部の同業他社が言ってるような社会貢献活動をマーケティング戦略の一つとし、仕事を獲得するための手段でもありません。
先日読んだジャパンハート代表で医師の吉岡秀人著「救う力」で、著者の吉岡代表はこのように話しています。
人は、社会とのかかわりがなくては、生きていくことはできない。
だから、人とのつながりは意識せざるを得ない。
だから、人と関わる行動を起こしたくなる
人恋しいからではない。寂しいからでもない。
人間は自分のアイデンティティ(存在意義)を求めてさまよう動物だからだ…と
そして、生理的欲求と同じように利他的本能もあるのではないか…と話します。
塗魂ボランティアを通し、相手を明かりを灯すことで、照らされていくのは自分であることを実感していく。
自分は今ここに生きていると実感する事が出来る。
ジャパンハートの吉岡代表のお言葉を借りるのであれば、
「社会を幸せにした人は、社会から必要とされ、自身も幸せになる。」からなのです。
この行動の連鎖は必ずや笑顔と充実の循環を生み出し、塗装業界のみならず社会をも変えていけるきっかけになるに違いありません。
山形ボランティアに引き続き、今回もまた惜しみなくご提供下さいました、日進産業様、アステックペイント様、好川産業様、ターナー色彩様、心より感謝申し上げます。
皆様のご厚意にお応えできます様100社鉄の団結を持って社会に貢献し続けることをお誓い申し上げます。
前橋市ホームページより
るなぱあくホームページより
塗魂ペインターズと小さなおともだちが、るなぱをきれに彩ってくれました。
日進産業ホームページより
この後は8月の寝屋川ボランティア(大阪)、9月の夕張ボランティア(北海道)と続き、10月10日の塗魂100社結成披露宴へとつながります!