202107/11
志村PP完成
構想から着手まで1年、コロナ禍にあって中断すること1年、今年初めより半年をかけて作成させて頂いた板橋区志村の通学路の壁画が完成し、板橋区の坂本区長ご出席の下、完成セレモニーが行われました。
「夜道は暗くて怖い」との地域の人々の声と「子供たちの通学路を明るくしたい」との小学校の先生たちの要望に応え、志村城山町会の会長が各所擁壁所有者に相談し、擁壁所有者のひとつである創価学会板橋文化会館が快諾して下さり実行されたプロジェクトです。
図案の創作は志村小学校の坂本先生をはじめとする志村小の子供たち、
施工は小学校の子供たちにと共に、地域の子供たちが参加し、このプロジェクトのために地元三興塗料清水社長を施工リーダーとするプロジェクトチームを結成し施工にあたらせて頂きました。
施工の際、町会の大人は、子供たちが絵を描くときに通行の人々の妨げにならないよう誘導してくださいました。
また、ここを通る人々には、「とても明るくなりましたね」「ここを通るのが楽しみなんですよ」との温かいお言葉も数多く頂きました。
壁面を提供して下さった地元創価学会の会員の皆様は、警備や施工に協力して下さるだけでなく、工事車両のために駐車場も無償で貸してくださいました。
このように地域の人々の真心に包まれ、夢、宇宙、四季、SGGsをテーマにした壁画が完成し、完成セレモニーを開催することが出来たのです。
学校で嫌なことがあった時、悩み深く心が押しつぶれそうなとき、この道を通るとき、少しだけ顔を見上げてほしい。
あなたの頭上には果てしない空と限りない宇宙が広がっていることを想像してほしい。
どんなことがあったとしても、今の苦労は夢をかなえる試練だと捉えてもらいたい。
寒い冬のあとには必ず温かい春が来るように、試練を乗り越えたのちには喜びがあることを疑わないでもらいたい。
そして、大人なったときには心の通ったSDGsを担い、「誰も置き去りにしない」世界を創る人に育ってもらいたい。
私たちプロジェクトチームはこのプロジェクトに携わってくれた子供たちはもちろんのこと、この道と通るご家族の幸せを心より願っております。
このプロジェクトに当たって、町会と小学生の真心にご賛同下さり、壁面使用を快諾してくださいました創価学会板橋文化会館、そして、塗料や資材をご提供くださっている協賛メーカーの皆様、ともに施工にあたって頂いている、志村ペイントプロジェクトチームの皆様に心より感謝申しげます。
主催:板橋区志村城山町会・板橋区立志村小学校
絵:坂本先生と志村小学校のこどもたち
施工協力:志村ペイントプロジェクトチーム
塗料提供:関西ペイント・日本ペイント・三興塗料
用具提供:大塚刷毛製造 好川産業
壁面提供:創価学会板橋文化会館
(敬称略)