外壁塗装 道具 豊島区

ローラーについて

マイクロファイバー製ローラー

ローラーについて

ローラーが外壁の凹凸に細かく対応します。

好川産業 マイクロキューブ

好川産業 マイクロキューブ

いつもは塗料や職人について触れさせていただくことが多いのですが、今日は道具について綴らせていただきます。

塗装の施工品質において職人の技術や塗料の品質も重要なのは当然ですが、使用する刷毛やローラーなどの道具においても施工品質が大きく左右されます。

品質の悪いローラーは塗料の含みが少なく、外壁の凹凸に対応することができず、飛散も多いのが特徴です。

このようなローラーで塗装すると、外壁の凹凸に対応できなないため、凹の部分の塗料が入らず庭訓的な平均的な塗膜厚が得られなかったり、適正な塗膜厚に満たないこともあります。

右上の画像は、上塗り2回目をマイクロファイバー製のローラーで塗装している様子ですが、画像をご覧頂くと、ローラーの形状が外壁の凹凸に対応している様子がご覧いただけると思います。

このローラーの特徴は、塗料の含みがよく、ローラーを転がした際に平均的の塗料を吐き出すため、外壁の凹凸に対し平均的な塗布量が得られること、また、ローラーの繊維が非常に細かいので美しい仕上がりが得られるのが特徴です。

相応の施工品質を保つには、「適正な技術を持った職人が、各部位の劣化状況に応じ、適正な材料と工程で、的確な道具をもって施工すること」と言えるでしょう。

施工品質に敏感な施工会社や職人は必ずと言っていいほど道具に対し敏感なので、専門業者の施工に対する思い入れを確認したい場合は、職人さんや塗料の種類だけでなく、使用するローラーの種類を確認することもよいかもしれません。

 

マイクロキューブ

 

フローリング 木部塗装 自然塗料

内装木部用の塗料

内装木部用の塗料

水性着色ステイン

水性着測ステイン

水性着測ステイン

自然塗料のクリアー

自然塗料のクリアー

自然塗料の着色クリアー

自然塗料の着色クリアー

水性ウレタンクリアー

水性ウレタンクリアー

内装の木部を塗装する場合、どのような種類があるか見てみましょう。

まずは仕上げの意匠の点から、

木目を生かすか、木目を気にせず塗りつぶしてしまう仕上げの種類で

クリアー仕上:木目を生かした透明な仕上げ

着色クリアー仕上:チークやウォルナット、マホガニーなど、着色されるものの木目は残っている状態

エナメル仕上:木目は完全に消えてしまう塗りつぶしの仕上げ

塗料の成分によって

合成樹脂系:アクリル樹脂やウレタン樹脂など合成樹脂hが主成分の塗料

自然系(天然油脂系):亜麻仁油やひまわり油など天然成分が主成分の塗料

希釈材の種類で

水性:合成樹脂系の塗料でも水によって希釈液る塗料があります。

油性:自然系であればテレピンオイルやオレンジオイル、合成樹脂系であればシンナー

塗膜の成り立ちで

造膜型:塗膜でコーティングされるので、触れた際の木肌感は損なわれます。

浸透型:木材に深く浸透し木材を保護しますので触れた際の木の温もりはが残ります。

これで木部用塗料は一通り網羅できているはずです。

ここから、一般的に求められやすい機能を挙げながら、消去法によってもっとも求められる塗料を導き出していきましょう。

まず、内装で木を使用する場合、木目の意匠や、木のぬくもりや、触れた際の木肌感を残したいと思われる方は多いはずです。

そうしますと、塗りつぶしのエナメル仕上げや造膜型の塗料は消去され、浸透型でクリアー仕上げ、または着色仕上ができる塗料が残ります。

次に、内部で使用するわけですから、揮発性性有機化合物や刺激臭があるシンナーで希釈するような合成樹脂系は消去されます。

木目の意匠が残り、触れた際の木肌感も残り、揮発性雪化合物や刺激臭がない木材用塗料は、水系着色顔料と自然系塗料が残ります。

但し、水系着色顔料は水をこぼすと、シミになりやすいため、耐水性や耐久性を保たせようとする場合、ウレタンクリアーと合わせて使用することが前提となります。

以上のことから、

木目の意匠が残り、触れた際に木肌感も残り、健康にも害を及ぼしやすい揮発性有機化合物もなく、耐久性がある木材用塗料は

自然系塗料ということとなります。

以上から、内部用の木部用塗料に最もお薦めできる塗料として、自然塗料が浮上するのです。

 

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木部塗装 自然塗料

新築現場での葛藤

内装木部におけるオイルステイン

新築現場での葛藤

画像は内装の壁をボードではなく、ラワン合板で仕上げ、ステイン着色仕上の現場です。

こういう場合、当社としては是が非でもお薦めしたい塗料があるのですが、新築の場合、当社は元請けではありませんので、お施主様と直接打合せできることは少なく、図面に予め記された材料と色の通りに施工することが要求さています。

特に、限られた工期と予算の中で相応の施工品質が要求されていますので、もしお薦めしたい材料であっても、工程数が増えるものや材料費が高いものであれば、予算が圧迫されること、工期が迫っている中お施主様の理解を促すために現場監督と設計士、そしてお施主様の同意を得ようとするのに相応の労力を要するので、躊躇せざるを得ないというのが正直なところです。

今回、材料は石油化学合成の油性ステインが指定されていたため、臭いの件が気になってはいたのですが、他の塗料に切り替えることによって色味や仕上がりの質感(木目に見え方や艶)が変わり、良かれと思い仕様変更したことがクレームになる可能性がること、限られた予算であえて費用の高い塗料に切り替えしてしまうと、その費用は提案した当社が負担せざるを得ないため、指定通りの塗装仕様で施工させて頂きました。

しかし、懸念していた通り、私たちのような施工会社の職人は慣れているので問題ありませんが、お施主様にとっては臭いが気になるとのことでした。

今後は同じような過ちを繰り返さないよう、専門業者として積極的に情報発信に努めてまいります。

尚、最初にお話しさせて頂いたこういう時に是が非でもお勧めしたい木部用の塗料は追ってお話しさせて頂きます。

 

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あく洗い 目黒区

冠木門あく洗い

あく洗い

冠木門あく洗い

あく洗い第一工程

最終工程水拭き

最終工程水拭き

あく洗い完成

あく洗い完成

お施主様が大切になさっていた冠木門、

あく洗いにて10年の歳月をさかのぼり、新品の時のようですねと感動して頂きました。

薬品はミヤキのあく洗い自慢です。

あく洗い自慢

アクロンAB・ノーベルAB・レブライトの3種類の薬品を使用し、あく洗い・しみ抜き・カビ落としの作業を進めていきます。

それぞれの薬品での洗いの工程の間に、薬品を落とす水洗いの工程が入りますので、倍の6工程となるため、手間がかかり、相対的に塗装費よりも高くなってしまいますが、写真をご覧いただけるとご理解いただける通り、費用をかけるだけの仕上がりになることは間違いありません。

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サイディング シーリング

シーリング3

シーリング3

窓廻りシーリング

打ち手と均し手の連携

打ち手と均し手の連携

目地シーリング1

目地シーリング1

目地シーリング2

目地シーリング2

外壁サイディングのシーリング打ち替えで大切なことをまとめますと次のようなことがあげられます。

①既存のシーリングをキレイに除去されていること

(サイディング断面の既存シーリングがきれいに削ぎ落とされておること)

②マスキングが壁面の凹凸に応じてはられていること

③目地ジョイナ―のフィルムが剥がれた場合、ボンドブレーカーを貼り、2面接着になるようにすること。

④プライマーは多めに塗ること

(多くのシーリングとサイディングの剥離はプライマーと塗布量不足から起こるためです)

⑤新規シーリングは空気が残らない様に打つこと

また、シーリングの硬化は気温に大きく左右されます。

夏場は硬化が早いので、シーリングを均している途中で硬化しないよう、打ち手と均し手が連携し段取り良く進めることが施工品質を保つことになりますし、冬場などはシーリング充填後シーリングが仲間で硬化するには1数間ほどかかる場合があり、硬化途中で塗装工程を進めてしまうと、完成後、比較的早いうちにシーリング部分の塗膜にひび割れを生じさせてしまうため、工期に余裕をみて、養生期間を十分にとることが施工品質を高めることとなります。