つれづれ

従藍而青

父
父
父

東京は既に桜の花は散ってしまい葉桜となってしまいましたが、福島の桜は満開です。

東京のように人が多くないので満開の桜の中で静かな時間が流れていることを感じておりました。

「どうだ?福島の桜はきれいだだろ」

「せっかく福島まで来たのだから、慌てて帰ることないんじゃないかな」

「ゆっくりしていきな」

そう父が言ってるようにも思えてきます。

父の墓前で、創業者であり父であるのお陰で、家族が元気に暮らしていること、会社も堅実に時を刻んでいること、これからも誠実に歩んでいくことを報告してまいりました。

従藍而青…

青は藍より出でて藍より青し…

今もきっとある父の真心と残してくれた確かな歩みをさらに強く歩んでまいりたい。

心よりの感謝を込めて…

外装木部 鎌倉市

鎌倉市の新築住宅

キシラデコールによるサンプル製作

サンプル制作

鎌倉市の新築住宅

これから鎌倉市内において別荘風住宅の新築工事に携わらせて頂きます。

予め設計士より塗装仕様が決められているのですが、木部塗装における浸透型の着色塗装は木材の種類によって浸透度が異なり役職の度合いが変わるので、それぞれの部位で使用される木材を使用しサンプルを制作します。

破風材は、米松にキシラデコールのジェットブラック

軒裏は、パイン材にキシラデコールチーク1:やすらぎ2

外壁木部は、レッドシダーにオスモウッドステインプロテクター チーク1:オスモクリアープラス1

専門業者としてお薦めしたい塗装仕様はあるのですが、予算や仕上がり感が変わってしまうので、依頼主である工務店様を飛び越えて設計士に意見するのは容易なことではございません。

もっともっと力をつけ設計士やお施主様に直接ご相談いただける専門業者を目指いてまいります。

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つれづれ

友情

おめでとう小平選手

友情

 小平選手と李選手の国境を越えた友情と人としての優しさにどんなに多くの人が感動したことでしょうか…

日本への対抗心をむき出しにする韓国メディアでも、異例の扱いで、日韓の爽やかな友情物語として注目されているとのことです。

両選手が競技後に抱き合った際、小平選手が「あなたは私が尊敬する選手だ」と語りかけると、李選手が「500メートルも1000メートルもうまく滑れるあなたが誇らしい」と応じました。

自国ファースト、自民族中心主義、宗教的排他主義、相対的に他民族や他国、他宗教を見下すことで自身の国家や民族、帰属する組織に対する組織愛を表現するナショナリズムは、憎悪をあおり、人々の心や絆の分断を増長します。

本当の意味での愛などとは程遠く、所詮、組織愛を隠れみのにした卑屈な自己愛と自己陶酔の現れに他なりません。

しかし、スポーツや文化は、国境や人種を超え、互いに尊重し合うなかで、創造的で血の通った交流がはじまることを教えてくれます。

人を組織の手段とするようなイデオロギーではなく、「人間のための組織」という、一人の人間の幸せを目的とする人間主義こそが、なかんずく、あらゆる属性の垣根を乗り越えた友情こそが、愛と平和を育むことができることができるのでしょう。

政治には矛盾があり、経済には格差がある。しかし、友情は平等であり、普遍であり、永遠である。

この言葉を理想論として片づけるのではなく、わが身をもってを証明してくれた両選手によって、多くの人々が感動を呼び起こされ、心と心が結ばれたにちがいありません。

小平選手、おめでとう。そして、ありがとう。

昨年秋、杉原千畝記念館を蘇生させて頂いた際の理念の現場の様子を映像にまとめさせて頂きました。

屋根塗装 雨漏り

タスペーサー

雨漏りさせないために

タスペーサー

雨水の滞留を防ぐタスペーサー

雨水の滞留を防ぐ縁切り作業

雨水の滞留を防ぐ縁切り作業

 画像は屋根塗装における一連の工程の一場面で、白く塗られている部分は、下塗りで、遮熱機能のあるシーラー、雪止め金具廻りがグレーの部分は中塗り材のガイナ、瓦と瓦の間にいくつも見える黒いものが縁切り部材のタスペーサーです。

屋根塗装の塗装工程は、高圧洗浄、下塗り、中塗り、上塗りとなります。

しかし、上記のような洗浄の塗装工程だけですと、塗膜が厚くなり、瓦の重なり部分に塗料が詰まり雨漏りの原因となってしまいます。

なぜ雨漏りの原因になってしまうのかという結論の前に、まず、屋根の防水構造からご説明しますと、

屋根の防水構造は、仕上げ材の瓦のみで防水機能が完結しているのではなく、第一に屋根材である瓦を下から順々に重ね合わせることで雨を浸入させないしくみを施し、次に、屋根材の下に雨水の不慮の浸入があった際に、屋根材の下防水機能のあるアスファルトルーフィングによって雨漏りを防ぎ、瓦と瓦の重ねり部分の隙間から、速やかに外部へ排出できる仕組みとなっています。

専門的に綴らせて頂きますと、屋根材が一次防水として、屋根材の下のアスファルトルーフィングが二次防水として働き、防止機能を完結していることとなります。

さて、最初の話に戻りますと、もとより屋根の防水機能は屋根材だけでは完結できず、屋根材の下に雨水が回ってしまった不慮の浸入の際に、瓦と瓦の重なりから雨水が排出される構造になっていますので、重なり部分が塗膜でくっついてしまったり、塗料が詰まったりしますと、雨水が排出されず、瓦とアスファルトルーフィングの間にいつまでも雨水が滞留してしまうことになります。

そうしますと、アスファルトルーフィングを抑えているタッカーや瓦を取り付けている釘穴の周りから雨水が染みこみ雨漏りを引き起こすこととなります。

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全景

目地シーリング部拡大

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木目調サイディング

木目調サイディング

先日から幾度かご紹介させて頂いた外壁改修工事が完成いたしました。

外壁下地は150kg/㎠の高圧洗浄

窓廻りとサイディング目地はオートンイクシードによる打ち替え

1階木目調サイディングは無機系クリアー仕上

2.3階サイディングはマイクロキューブローラーによる水性シリコン仕上

全てが全て最も高い仕様ではありませんが、費用対効果のバランスの良い塗装仕様です。

完了後、ありがたいことに、ご主人とお嬢様がわざわざご来社下さり、

「きれいに仕上げてくれてありがとうござます」

との御礼のお言葉を頂くことができました。

私にも娘がいますので、なんとなく想像したのですが、娘さんとの買い物の帰りに、「お家きれいになったよね」等の会話となり、「一緒にお礼を言いに行こうよ」との話になったのかもしれません。

私の勝手な想像ですが…(笑)

たとえ細やかであたとしても、仕事を通し新たな温かな絆が築かれ、自身の存在意義を感じさせて頂いてることは、きっと自分自身の人生を目には見えない宝を増やしているように思えてなりません。

私たちはどこまでも、このような人間関係を大切にしていくことをあらためて決意させていただきました。