下地処理 外壁タイル 豊島区

アンカーピンニング

アンカーピンニング

エポキシ樹脂注入

ステンレスピン挿入

ステンレスピン挿入

現在築20年、仮設足場を設置し、目視だけではけして判定することのできないタイルの浮きを打音検査し、30%以上の浮きが確認されました。

もちろん、今すぐ危険というわけではありませんが、この状態を放置し、タイル目地や欠損部、クラックからの雨水の浸入と紫外線によりさらに躯体とタイルとの密着力が弱くなり、タイルが落下し事故になってからの対応では修繕委員会の責任は免れることは出来ません。

速やかに、打音検査の結果を図面に落とし込み、見積書の予算計上の費用と実数計算による差額を割り出し、緊急の理事会にて状況をご説明し、今後の方針を打ち合わせして頂いております。

しかしならが、結論が出るまで工事をストップするのでは工期が延びてしまい、住人の方に負担がかかってしまうので、浮きの割合な大きい南東面を先行し、工事を進めさせて頂くこととなりました。

工事内容は、共通仕様書ではエポキシ樹脂注入でしたが、注入部にステンレスピンの挿入を併用するアンカーピンニングエポキシ樹脂注入に変更し進めさせて頂いております。

 

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下地処理について: 最も重要な工事工程は塗装が終われば見えなくなる下地処理です

鉄部塗装 豊島区

鉄部上塗り

鉄部上塗り

昨日の天気予報を確認したところ、午後から雨模様とのこと。

急遽、現場を雨の当たらないマンション共用部の鉄部塗装へと変更いたしました。

錆止めは二液のエポキシ樹脂錆止めで塗装し、上塗りは二液のシリコン樹脂塗料です。

塗料の耐久性は主成分である樹脂によって決定され、二液は硬化剤との反応硬化によって一液の塗料よりも耐久性の強い塗膜を形成いたします。

耐久性の視点から塗料を選定するのであれば、二液反応硬化型でフッ素樹脂塗料がお薦めですが、予め共通仕様書に記載されたシリコン樹脂塗料を使用しています。

下地処理 外壁タイル 豊島区

外装タイル改修

穿孔

外装タイル改修
外装タイル改修
外装タイル改修

タイルの打音検査によってタイルの「浮き」をマーキングした後、エポキシ樹脂を注入し、アンカーピンを固定するために、専用のコンクリートドリルによって穴を空けていきます。

この作業を穿孔(せんこう)と言います。

さて、マーキングされた部分に的確に、タイルを傷つけることなく穿孔し、施工品質を維持するための管理も重要ですが、マンションの場合、世帯数も多いためライフスタイルも様々です。

本日は土曜日、お休みの方や夜間勤務で休んでいらっしゃる方もいますので、工事の進捗状況、工程によって通常とは異なるいかなる不便が生じるのか、そして、騒音、洗濯物を外に干せるかどうか、カーテンやサッシの鍵を閉めて頂くことなど、あらかじめ想定されることは通知を徹底し、できる限り生活に支障がないよう、不快な思いをさせないよう、最大限の配慮をもって、進行させていくのが管理会社としての当社の役割です。

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下地処理 外壁タイル

タイル面改修

打音調査

タイル面改修

打音調査

注入ヶ所5ヶ所

注入ヶ所5ヶ所

貼り替え予定4枚

貼り替え予定4枚

1週間にわたる足場工事が完了し、本日から外壁診断開始です。

外装タイルは塗膜のように紫外線による劣化が少なく高級な仕上げになりますが、経年による相対的なひずみによって、躯体とタイルとの接着部分が弱くなり、浮きや剥がれが生じます。

かつては施工上おける問題と考えられていましたが、最近では施工上による問題よりも経年による原因のお方が大きいと考えられています。

ゆえに、圧着によって貼られたタイルはいずれは接着が弱くなり剥がれる運命なので、必ず何かしらのメンテナンスが必要となります。

これを放置してしまうと、落下にる大事故につながりかねません。

しかし、単なる目視調査では、タイルの割れや既に剥がれてしまっている部分はわかりますが、接着不良による「浮き」を発見することは困難です。

そこで、専用の打音診断棒を使用し、全てのタイルを叩き、音の変化を聞き分けて、浮きを調査し、注入部と貼り替え部分をマーキングしていきながら、図面の落とし込んできます。

打音係と記入係がペアーとなり、相応の時間を要する作業となりますが、改修工事において最も大切な下地処理となる、エポキシ樹脂注入と貼り替え作業を的確に行うための重要な段取りです。

 

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半年点検

協力業者として真摯に向き合う

半年点検

正面は打ち放しコンクリート再生

共用廊下面は壁面と鉄部塗装

共用廊下面は壁面と鉄部塗装

 昨年、ゼネコンの協力業者として大規模改修にて携わらせて頂いたデザイナーズマンションにて半年点検をさせて頂きました。

建設業界は多段階構造が多いので、元請けや下請けなど分類され、元請けが利益を上げ、下請けは叩かれるというイメージもあるようですが、必ずしも全てがそうではありません。

元請けが的確な安全管理と住人に方への配慮に努め、各専門業者は作業に専念させて頂くことで、安全安心な施工環境が整い、高い施工品質で、無駄な費用を発生させなければ、元請けにとっても、協力業者にとっても、そしてオーナー様にとっても喜ばしいことに違いありません。

こちらの現場では、コンクリート面の低圧注入、タイル面のエポキシ樹脂注入、塗装面のUカットシール、シーリング、防水、金物工事等の専門業者様と共に、当社は打ち放しコンクリートの再生と吹付面の仕上塗装、鉄部の仕上塗装に携わらせて頂き、各業者様の段取りやノウハウと優秀な監督による住人に方への配慮など多くを学ばせて頂きました。

当社が、戸建て住宅に留まらず、大規模修繕工事の元請けとして、住人の方への配慮や、専門業者様との連携ができるのも、協力業者としてこのような現場でノウハウを身につけさせて頂いたお陰です。