200909/09
200909/08
屋根塗装~上塗り
フィールドテスト3
中塗り後、天気予報に反し、夜、大雨となってしまいました。
(東京都大田区新蒲田)
エポキシ樹脂浸透プライマーは雨水に当たると密着機能を低下させてしまうので、当社では1日で中塗りまで完了させています。
上塗り材が1回塗装されているので、塗膜の機能には何ら不具合はないのですが、雨が降って時間が経っていない為、縁切り部材のタスペーサーをつけているにも関わらず、毛細管現象による雨水の吸い上げが見られました。
本日は上塗り工程を予定している為、1枚一枚の瓦と瓦の間に皮スキをいれ吸い込んだ雨水を拭き取り、上塗りの準備を進めてまいります。
暑すぎるくらいに天気が良かった為、午後、十分に乾燥後、上塗りの工程へと進んでまいりました。
200909/07
屋根塗装~中塗り
200909/06
縁切り部材(タスペーサー)の取り付け
画像は昨日の作業の続きです。
(東京都大田区蒲田)
プライマー塗布し、表面が乾燥した(上に乗れる状態)後、液きり部材のタスペーサーを挿入いたします。
さて、以前にもご説明させていただきましたが、折角なので屋根の縁切り」の必要性について再度解説させていただきます。
スレート瓦の屋根塗装の際、塗装工程三工程(下塗り・中塗り・上塗り)を行いますと、多くの場合重なり部分に塗料が入り込んでしまいます。
この状態ですと、雨や雪が降った場合、毛細管現象※により、雨水を吸い上げてしまい、なかなか雨水が抜け切らないという悪循環が起こります。
上記の状態を放置してしまいますと、下地合板を腐食させたり、最悪の場合、塗装したによって、返って雨漏りが生じたといくケースもあります。
このようなことを起こさない為、塗装工程終了後、「縁切り」という作業が必要になります。
しかし、この「縁切り」作業は労力がかかり※、また、注意深く行わないと、折角塗装した部分に傷をつけてしまったり、スレート瓦を割ってしまう危険もあります。
また、縁切りした後にしばらくしてまた密着してしまったということもあります。
そこで、この縁切りの労力を半減し、かつ、塗装しても重なり部分に適正な隙間を確保し、縁切りの必要性をなくすことが出来る縁切り部材が「タスペーサー」です。
200909/05