【自然塗料】の記事

フローリング 自然塗料

オスモフロアクリアー

無垢フローリング再生

パインフローリング再生完了

パインフローリング再生完了

施工前

施工前

研磨

研磨

研磨完了

研磨完了

フロアークリアー完了

フロアークリアー完了

パイン材の無垢フローリングを研磨して、オスモフロアークリアー仕上の現場が完了いたしました。

均一化したプリント合板のフローリングにとは異なり、無垢フローリングの利点は先日触れさせて頂いました。

今日は、オスモのフロアークリアーについて少々綴らせていただきます。

まず、オスモカラーは、植物油(ひまわり油、大豆油、あざみ油)と植物ワックスからできた自然塗料です。

そして、その最大の特長は、木材に深く浸透し保護層を形成することで、「木の呼吸」を妨げないことになります。

ウレタン塗料のように表面に塗膜をはるのではなく、内部に深く浸透することによって木本来の調湿機能を発揮させますので、ウレタン塗膜がプラスティックの木肌感になってしまうのに対し、触れた際の木肌感を損なうことはありません。

また、石油化学合成の浸透型塗料とも異なりますので、有害な化学物質を一切含まず、食品と同レベルの高い安全性を誇るから、小さなお子様のいるご家庭でも安心です。

さて、企業やその製品が人だけでなく、SDGsに貢献できるか否かは非常に大切な課題と言えます。

まず、ひまわり油が採れるひまわりに代表される植物は、栽培によって再生にそれほど手間のかからない環境持続性のある原料です。

さらに、植物は成長過程において、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収します。

そして、植物油からできたオスモカラーは合成樹脂塗料と違ってマイクロプラスチックゴミの原因になりません。

原材料採取から製造(塗料生成)、消費過程(塗装工程)、そして廃棄に至るまで環境負荷が少なく、持続可能な社会に最も貢献できる塗料と言っても過言ではありません。

自然塗料について

 

> 自然塗料について 詳しくはこちら
自然塗料について:環境に優しい自然塗料の種類とご自分に合った自然塗料の選び方

フローリング 自然塗料

無垢フローリング

全面研磨・オスモ仕上

グラインダー研磨

グラインダー研磨

研磨後

研磨後

ウドワックスによる着色

ウドワックスによる着色

フロアークリアー仕上

フロアークリアー仕上

打ち放しコンクリート造のデザインマンションで、床が無垢フローリング仕上の一室のリニューアル工事に携わらせて頂きました。

当社は、無垢フローリングを全面研磨し、オスモウッドワックスのチークで着色し、フロアークリアーで仕上げさせて頂くこと担当となります。

画像を見て頂き、お問い合わせを頂くことが多いのですが、価格的にご想像をはるかに超え、驚かれる場合が多いので、ご参考までに下記に見積価格を明記させて頂きます。

【施工条件】

デザオンマンションの2階の1室、床面積は30㎡

駐車場はコインパーキング使用

3相または単相の200Vの電源がないので、発電機をレンタル

【見積り例】

発電機レンタル(運搬費込み)1式 70,000

グラインダー研磨 @5000 150,000

清掃・養生 1式 30,000

オスモ仕上 @3,000 90,000

運搬諸経費 1式 30,000

施工管理費 1式 30,000

合計 400,000

今回は、電源的な環境も整っておらず、面積的にも30㎡と比較的小さいので、割高になってしまいましたが、以上が価格の目安となりますことをご理解頂ければ幸いです。

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自然塗料について:環境に優しい自然塗料の種類とご自分に合った自然塗料の選び方

フローリング 自然塗料

無垢フローリング2

ハードクリアオイル

無垢フローリング2

プラネットカラーハードクリアオイル

完成1

完成1

完成2

完成2

さて、今回使用させて頂いたオイルは亜麻仁油が主成分のプラネットカラーのハードクリアオイルです。

化学物質が含まれていないため、環境だけでなく、赤ちゃんやにおいに敏感なペットがいても安心して使用できます。

塗りたてはピカピカなのですが、乾燥することで艶が落ち着きます。

合成樹脂塗料によるフロアコーティングの10年以上ワックスがけいらずメリットととし、自然塗料仕上によるメンテナンスの必要性をデメリットと称する人もいますが、それは依頼するお施主様による価値観によるもので、けして固定的なものではないと考えております。

プラネットカラー クリア仕上

自然塗料

 

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自然塗料について:環境に優しい自然塗料の種類とご自分に合った自然塗料の選び方