【玄関ドア】の記事

玄関ドア

木部塗装1

木製玄関ドア

施工前

施工前

剥離剤による既存塗膜の全面剥離

剥離剤による既存塗膜の全面剥離

薬品によるあく洗い

薬品によるあく洗い

【完成】着色ウレタンクリヤー6回仕上

【完成】着色ウレタンクリヤー6回仕上

ご質問やお問い合わせを頂ける内容で多いもので、木部の塗装があります。

外部ですと木製玄関ドア、木製ガレージドア、ウッドデッキなど、

内部ですと無垢フローリングのお問い合わせをいただくことが比較的多いです。

コンテンツでも木製玄関ドアについての施工をまとめさせて頂きますが、先月施工させて頂いた玄関ドアについてご報告させて頂きます。

木製玄関ドアでもキシラデコールやシッケンズなどの浸透型の木材保護塗料で仕上がっている場合と、造膜型の着色でウレタンクリヤーで仕上がっている場合があります。

今回は木製玄関ドアの着色ウレタンクリヤーでの塗り替えについてご紹介させて頂きます。

一番上の画像はもとは着色ウレタンクリヤーで家具調に仕上がっていたもので、途中何回かはニスなどでメンテナンスを施したようですが、1年くらいで剥がれてしまうということで、ホームページよりお問い合わせを頂き施工させて頂くこととなりました。

このような仕上げの場合、旧塗膜が劣化していて、もともとの塗膜を完全に剥がし、中まで染み込んだシミや汚れを抜かなければきちんと仕上げる事が出来ません。

そこで、剥離剤という薬品を使用し既存塗膜を全て剥がすことから始まります。

この玄関ドアは、ご覧のように比較的凹凸が多いので、細かい作業が必要となり、剥がすだけで丸1日かかります。

全面剥離が完了すると木製ドアの素地が出てきますので、表面に染み込んだシミや汚れをあく洗いにより抜いていきます。

この作業は数種類の薬品を使用しますので洗い技術は必要となるものの、全面剥離作業ほど労力はかからず、半日程度で作業を終了する事が出来ます。

但し、あく洗い後、使用した薬品を完全に水で洗い流すこと、そして、何より十分乾燥させることが大切なので、2日目はこの「しみ抜き」作業で終了となります。

3日目からようやく塗装作業に入ります。

ここでは画像がありませんがまずは着色剤をはけで塗装し、2液のウレタンクリヤーを着色したものを重ね塗りしていきます。

但し、塗装し、乾燥させてから次を塗らなければならないという、塗装作業の性質上、1日に5回も6回も塗り重ねることはできません。

また、触れた際の木肌感をよくするため、厚膜が形成でき、塗装後比較的早く乾燥し、サンドペーパー研磨によって木肌を整える事の出来るサンディングシーラーは塗膜の耐久性を落としてしまうので使用することはできません。

結局、今回は着色ウレタンクリヤーの6回の吹付を2日間かけて施工させて頂きました。

結論を申し上げれば、美感と耐久性を両立させるためにはそれなりの労力と日数が必要になり、それに伴う適正な費用が発生いたします。

今回ご依頼いただいた経緯は、思い出多き玄関ドアということで、何とか維持延命してもらいたいとの強い要望を受け施工させて頂くに至りました。

住まいは単に屋根や壁に覆われた単無機質な部室ではなく、家族の思い出が染み込み、日々に息づかいが感じされる特別な場です。

たとえお金があったとしても、建て替えや交換ではけして残すことのできないものがあります。

古いものを大切に使用し、塗装によるメンテナンスを繰り返していくことでしか得られない心理的財産を残す事が出来る職業として誇りを持って前進していきたいと思います。

ご参考までに費用ですが、

●既存塗膜の全面剥離

●薬品によるあく洗い

●着色ウレタンクリヤー

上記工程を一人の熟練職人が、4日間かけて施工させて頂き、費用は税抜¥200,000となります。

 

●参考コンテンツ

施工事例>木製玄関ドア

建築塗装について>木部塗装

> 木製玄関ドアについて 詳しくはこちら
木製玄関ドアについて: 思い出の込められた玄関ドアを着色ウレタンクリアー仕上で再生

玄関ドア

玄関ドアの塗り替え

あく洗い後木材保護塗料仕上げ

現在横浜にて携わらせていただいているお施主様のご紹介により、玄関ドアの塗り替えをさせていただくこととなりました。

(横浜市青葉区)

既存及びメンテナンス時に塗り重ねられた塗膜の剥離

数種類の薬品を使用し、あく洗い、しみ抜き

木材保護塗料による仕上げ塗装

上記の工程を的確に行うことで写真のような仕上がりとなります。

> 木製玄関ドアについて 詳しくはこちら
木製玄関ドアについて: 思い出の込められた玄関ドアを着色ウレタンクリアー仕上で再生

玄関ドア 豊島区

木製玄関ドアの塗装工程

既存状態

既存状態

剥離剤による剥離

剥離剤による剥離

サンドペーパー&サンドボール

サンドペーパー&サンドボール

着色

着色

サンディングシーラー

サンディングシーラー

サンドペーパー&サンドボール

サンドペーパー&サンドボール

着色ウレタンクリアー

着色ウレタンクリアー

完成

完成

有り難いことに、今年2月、この現場日誌で木製玄関ドアの塗り替え工程をご紹介させて頂いたところ、お問い合わせのご連絡やご依頼を頂くことが増え、正直驚いています。

今回もホームページをご覧くださったことがきっかけとなり、木製玄関ドアを塗装させて頂くこととなりました。

ホームページという媒体を通し、ご信頼下さり、ご依頼下さいましたこと、心より御礼申し上げます。

さて、最近ではなかなか1日中現場にいることは難しいのですが、現場がすぐ近くということもあり、昨日、今日と職人の手元として、また、現場管理者としてずっと現場に付かせて頂きました。

(豊島区目白)

工程自体は以前ご紹介させて頂いた内容とほとんど同じなのですが、再度ご紹介させて頂きます。

木目を生かした着色ウレタンクリアで仕上がったいる木製玄関ドアで、経年によって塗膜が剥がれてきている場合の塗り替え方法として、以下の2種類があります。

剥がれている部分を部分的に補修し、補修部分をぼかしながら全体を塗り替える場合

剥がれている部分だけでなく、全面的に既存塗膜の剥離を行い根本的に塗装をし直す方法

もちろんこの塗り替えの方法の違いは、塗膜の耐久性にも差が出ますが、工事日数と価格的にも反映され、部分補修による塗り替えが1日に対し、全面剥離によりる根本的な塗り替えが2日、価格的にもほぼ2倍となります。

そして、このような木目を生かした着色ウレタンクリア仕上げの場合、塗りつぶしのエナメル仕上げと大きく異なる点は、エナメル仕上げの場合は、剥がれている部分を補修し、補修部分を全く分からないように全体を塗装するのは比較的簡単なのに対し、着色クルア仕上げの場合は、目立たないようにぼかして塗装しても、補修部分が全く分からないように塗り替えるのはかなり困難という点となります。

上記の内容をご説明させて頂きましたところ、塗り替え後の塗膜の耐久性と仕上がりの視点から、全体的に既存塗膜の剥離を行い、根本的に塗装し直す方法を選んで頂きました。

塗り替えの各工程は下記の通りです。

養生及びマスキング

剥離剤による全面剥離

残剥離剤除去

しみ抜き

サンディング(木地調整)

ステイン着色

サンディングシーラー吹付け

サンディング(サンドペーパー&サンドボール)

マスキング・養生

着色ウレタンクリアー吹き付け3回

ウレタンクリアー吹付け 1回

以上のように、工程数も多く、各工程を的確に行うことでしか、与えて頂く時間でお施主様のご納得して頂ける仕上げとはならず、技術力を発揮しやすい仕事でもあります。

けして大規模という訳でもなく、数日間で完了してしまう工程ではありますが、このような仕事を通じ、一つ一つ信頼を積み重ねていくことで足元をしっかりと固めて行きたいと思います。

> 木製玄関ドアについて 詳しくはこちら
木製玄関ドアについて: 思い出の込められた玄関ドアを着色ウレタンクリアー仕上で再生

玄関ドア

木製玄関ドア

ビフォー・アフター

既存

既存

施工中

施工中

完成

完成

4回に分けてお伝えさせていましたが、2日間に渡る木製玄関ドアの塗り替えが完了。

全工程は下記の通り。

・剥離剤による全面剥離

・しみ抜き・カビ取り

・ステインによる着色

・サウンディングシーラー

・着色ウレタンクリアー吹き付け

それぞれの工程間にサンドペーパー・サンドボールによる研磨

例え玄関ドア一枚といえども、工程数も多く、それに伴い手間がかかるので、きちんと行おうとすればそれ相応の費用がかかるため、相応のお見積価格を提出させて頂くこととなります。

だからこそ、インターネットではじめて知った業者の提示価格に対し、ご理解頂き、かつ、施工完了後、「安田さんに頼んで良かった」と喜んで頂けたことが、私にとっても携わった職人にとっても最大の喜びとなります。

この度はこちらこそ本当にありがとうございました。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

> 木製玄関ドアについて 詳しくはこちら
木製玄関ドアについて: 思い出の込められた玄関ドアを着色ウレタンクリアー仕上で再生

玄関ドア 杉並区

木製玄関ドア

着色ウレタンクリアー吹付け

サウンディングシーラー塗布後

サウンディングシーラー塗布後

サンドペーパー・サンドボールで木肌調整

サンドペーパー・サンドボールで木肌調整

着色ウレタンクリアー吹付け

着色ウレタンクリアー吹付け

ようやく数日間晴れ間が続く予報が出て、現場がフル稼働できる状態となりました。

現在進行中の現場は

・M様邸ALCパネル外装改修(埼玉県越谷市)

・T様邸屋上防水(東京都新宿区)

・東京ドームシティ内各所塗装(東京都文京区)

・Sビル外装改修(東京都杉並区)施工準備

・集合住宅(東京都新宿区)施工準備

不況と言われる昨今、多くの業者様の中から当社をご用命下さり、本当にありがたく思っております。

心より感謝申し上げます。

上記については追ってご報告申し上げます。

 

画像は昨日同様木製玄関ドアの2日目の模様です。

(東京都杉並区)

サウンディングシーラー塗布し、十分に乾燥させた後、サンドペーパー・サンドボールで木肌を整えてます。

(この時点で触れた際の質感が決定されます)

仕上げのウレタンクリアーは耐久性の観点から実績のある大谷塗料のネオデラック6060を使用し、着色ウレタンクリアーを重ねて吹いていきます。

半透明の着色ウレタンクリアーを重ねて吹くことでしか出せない深みのある色を出していきます。

 

> 木製玄関ドアについて 詳しくはこちら
木製玄関ドアについて: 思い出の込められた玄関ドアを着色ウレタンクリアー仕上で再生