【外装木部】の記事

外装木部

プラネットカラーⅠ

ウッドコート

ウッドコート

ウッドコート

プラネットカラーⅠ

さて、「思い出の蘇生」で綴らせて頂いているあく洗いの現場の仕上で使用させて頂く木材保護塗料をご紹介させて頂きます。

外装木部で使用される塗料は、新築では設計者が決定することが多く、改修工事(塗り替え)においては、もともと塗られている木材保護塗料の相性を考慮し選定いたします。

この現場においては、あく洗いによって木材の素地を出すことで、あらゆる塗料が選定可能となり、かつ塗料選定は当社にお任せいただいたので、塗装作業中において健康に良くない揮発性有機化合物が揮発しない自然塗料で、鉱物顔料などの無機顔料が使用されることで、耐久性において優れて塗料を選定させて頂きました。

それが、クライデツァイト社(ドイツ)とプラネットジャパン(日本)で共同開発されたプラネットカラーです。

プラネットカラー

合成樹脂よりきめ細かい植物油脂が木材により深く浸透することで、木材の呼吸を妨げることなく、表層に防水層を形成し、色鮮やかな有機顔料ではありませんが、鉱物顔料が色褪せることなく、長期にわたり木材を紫外線から守ります。

この塗料は、クライデツァイトの創始者である、ゲルト・ツイーゼマン氏の公正なる精神によって今も受け継がれています。

プラネットジャパンⅢ

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※2017年秋、クライデツァイトのシリカットペイントで杉原千畝記念館を蘇生させて頂いた際に現地で発信させて頂いた塗魂ペインターズの声明文です。

> 木部塗装について 詳しくはこちら
木部塗装について:木材独自の機能や美しさを生かす塗料と仕上げをご紹介

外装木部

木材保護塗料

キシラデコール

キシラデコール4回仕上

キシラデコール4回仕上

キシラデコール4回仕上

キシラデコール4回仕上

外壁はナノコンポジットW

外壁はナノコンポジットW

本年最初に携わらせて頂いた、板橋区の和風住宅の塗り替え工事が完成いたしました。

ご信頼下さり、ご用命くださいましたことに心より感謝申し上げます。

外壁は、マットな風合いでセルフクリーニング効果の高い、ナノコンポジットW

木部は、新築時と同様の仕様で、木材保護塗料で、日本では最も普及しているキシラデコールで仕上げさせていただきました。

この木材保護塗料は、浸透型で木材の呼吸を妨げることなく、かつ、木目を生かしたマットな風合いに仕上がります。

木材保護塗料には数多くの種類があり、合成樹脂系のキシラデコールやシッケンズ、ノンロット、水性のガードラックアクア

植物油脂のオスモカントリーカラー、ウッドステインプロテクター、プラネットジャパンのウッドコート等があります。

実は、これら全てに共通している特徴は造膜型ではなく、木目を生かした浸透型着色仕上の塗料です。

木材は、コンクリートや鉄などと異なり、調湿機能による伸縮が大きいため、造膜型の塗料ですと数年もすると剥がれてしまったり、または剥がれたところから水が染みこみ、その水が塗膜によて抜けなくなり木材を腐らせてしまう要因にもなるからです。

ここでは新築時にキシラデコールが使用させており、既存塗膜の相性を考慮し、同様のキシラデコールを使用させて頂いております。

木部塗装

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あく洗い 外装木部

オスモウッドリバイバージェル

環境に優しい木材洗浄剤

オスモウッドリバイバージェル

オスモウッドリバイバージェル

散水後、ジェルと塗布

散水後、ジェルと塗布

あく洗い後

あく洗い後

 当社は20年程前、まだオスモが今ほど普及していない時代、オスモのマイスタークラブに加盟させて頂き、オスモの普及や施工の模範などに尽力させて頂きました。

当時から、お施主様がメーカーに問い合わせ、業者を紹介して欲しいというご依頼がある場合や、他業者様が失敗してしまい、手直しせざるを得ない状況にとき、メーカーからのご依頼を受けて、新規の案件から手直し現場を数多く納めさせて頂き、多くのお施主様に喜ばれてまいりました。

このような実績を積み重ねる中、仕上りに厳しい建築家の自宅などもご紹介して頂けるようになりました。

ここは、とある閑静な住宅地の、建築家のお住まいです。

ベランダのデッキ部分の木材が紫外線によって灰色になってしまったので、あくを取り除き、外装用木材保護塗料であるオスモウッドステインプロテクターで仕上げる仕事です。

あく洗いの材料には様々ありますが、洗浄力が強力なものは、成分にフッ化水素や過酸化水疎水が含まれ、医薬用外劇物に指定され、確かに洗浄直後はとてもきれいになるのですが、薬品焼けを起こし、経年によって、木材が黒ずんできてしまうものもあります。

目先の洗浄力に目を奪われ、素材そのものをいためてしまうよりも、多少洗浄力の弱い薬品でも、手間をかけることできれいに洗うことの方が長い目で見た場合素材である木材を守ることになります。

オスモウッドリバイバージェルは、上記の医薬用外劇物と比較しますと、洗浄力は劣りますが、経年による薬品焼けを起こすこともなく、洗い流した水が生成分解されるので、素材を傷めず、庭にある大切にしている植栽にかかっても、枯らすことはない、環境に優しいあく洗い洗浄剤です。

但し、このジェルを塗ったあと、あくを浮かせ洗い流すのに、丁寧にブラッシングをする手間がかかることと、ブラッシングしながらきれいな水でどんどん洗い流す必要がありますので、内部に使用はできないことなど、デメリットもあります。

仕事手間がかかり、その分、費用がかかり割高にはなりますが、いつまでも大切にしたい外装木部で、素材そのものを傷めることなく、人と環境に優しい自然系の木材保護塗料で守りたい部位は、お勧めできる木材洗浄材です。

> 木部あく洗いについて 詳しくはこちら
木部あく洗いについて:染み込んだ汚れを取り除き木材の美しさを再生

> 木部塗装について 詳しくはこちら
木部塗装について:木材独自の機能や美しさを生かす塗料と仕上げをご紹介

外装木部

シッケンズセトールHLSe

シッケンズセトールHLSe

10年前の塗膜は紫外線劣化

シッケンズセトールHLSe2回目

シッケンズセトールHLSe2回目

木製シャッターもシッケンズ

木製シャッターもシッケンズ

文京区内のデザイン住宅改修工事において、外装木製サッシをサンドペーパーで表層木肌を整え、シッケンズセトールHLSeで塗装しています。

この木材保護塗料は、浸透型で木材の呼吸を妨げることなく、薄い塗膜を形成し、底艶のある品のある仕上となります。

木材保護塗料には数多くの種類があり、合成樹脂系のキシラデコールやシッケンズ、ノンロット、水性のガードラックアクア

植物油脂のオスモカントリーカラー、ウッドステインプロテクター、プラネットジャパンのウッドコート等があります。

実は多くの種類があっても、これら全てに共通している特徴は造膜型ではなく、木目を生かした浸透型着色仕上の塗料です。

木材は、コンクリートや鉄などと異なり、調湿機能による伸縮が大きいため、造膜型の塗料ですと数年もすると剥がれてしまったり、または剥がれたところから水が染みこみ、その水が塗膜によて抜けなくなり木材を腐らせてしまう要因にもなるからです。

ここでは新築時にシッケンズセトールHLSが使用させていることが図面で表記されていたため既存塗膜の相性を考慮し、HLSeを使用させて頂いております。

木部塗装

 

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外装木部

木製ガレージドア

木製ガレージドア

シッケンズのこて刷毛仕上

木製ガレージドア

今年最初の仕事の一つに木製ガレージドアの塗り替えをさせて頂きました。

20年ほど前、はじめて知人の木製ガレージドアを塗装させて頂き、その後メンテナンスの様子をホームページで紹介させて頂いのを、木製ガレージドアメーカーの担当者様がご覧くださり、的確なメンテナンスと仕上げの美しさをご評価いただき、数多くの木製ガレージドアに携わらせて頂いております。

画像は松脂をエタノール絵除去した後、シッケンズセトールHLSeで仕上げている様子です。

シッケンズは浸透性で木材の調湿機能を生かしながら、呼吸を妨げない薄い塗膜を形成するので、そこ艶のある美しい仕上で、雨水にも強いのが特徴です。

シッケンズ

木製ガレージドアは木の調湿機能を生かすことと、木目の美しさを生かすため、多くの場合、浸透型塗料でかつ半透明のクリアー塗料で仕上げます。

木材保護塗料には、合成樹脂系のキシラデコールやシッケンズ、自然塗料系のオスモウッドステインプロテクターやプラネットカラー、水系のガードラック等多くの種類の中から、お施主様のご要望に応じて的確な塗料を選定させて頂き、メンテナンスにおいては、経年により松ヤニ除去やあく洗い等、的確な下地工程を行うことで、長く美しい状態を保つことができます。

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