【外装木部】の記事

外装木部

ウッドデッキ塗装

プラネットカラー ウッドコート

洗浄及びサンドペーパー後

洗浄及びサンドペーパー後

ウッドコート塗装開始

ウッドコート塗装開始

ウッドコート2回目

ウッドコート2回目

都内では珍しく、ウッドデッキの塗装です。

当社では、新規の木材保護の場合、そして、塗り替えであっても、既存の木材保護塗料が紫外線劣化によって機能性を失い、何を塗っても良い状態のなっている場合、高級木材保護塗料のプラネットカラーのウッドコートをお勧めさせて頂いております。

ちなみに、既存の木材保護塗料の機能性が失われていない場合、異なる塗料を塗ってしまうと相性が合わず、新しい塗料が既存の塗料にはじかれてしまい、油脂が木材内部へ深く浸透しないので、既存の塗料と塗り替え用塗料が馴染むよう、同じか、同等の塗料を選定いたします。

さて、プラネットカラーのウッドコートは主成分が亜麻仁油が使用され、自然塗料に分類されるので、内装でも使用頻度の高い塗料です。

しかしながら、耐久性は外部で使用されている合成樹脂系の木材保護と比較しても勝るとも劣らない耐久性を発揮します。

理由は、二つあり、合成樹脂系の木材保護塗料に比較し、油脂の割合が多く、合成樹脂よりも細やかな油脂が木材の深くまで浸透しること、

そして、顔料には有機顔料ではなく、鉱物などの無機顔料が使用されているからです。

上記のことから、ウッドコート1回塗りで合成樹脂系木材保護塗料2回分の耐久性を持たせることも可能です。

今回は2回塗りますので、合成樹脂系木材保護塗料4回塗り分の耐久性を持たせます。

プラネットカラーⅢ

プラネットカラーは、リトアニアにおける杉原千畝記念館の再生プロジェクトにおいて、リトアニア文化遺産局の交渉からドイツでの材料調達、搬入まで、全て手弁当においてプロジェクトの根幹を担って下さったメーカーです。

 陰の大功労者

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木部塗装について:木材独自の機能や美しさを生かす塗料と仕上げをご紹介

外装木部

思い出の蘇生Ⅴ

思い出の蘇生Ⅴ 思い出の蘇生Ⅴ 思い出の蘇生Ⅴ 思い出の蘇生Ⅴ 思い出の蘇生Ⅴ

伝統的日本家屋の再生が完成いたしました。

再生工程のハード面においては、

①あく洗いでカビとあくの除去を行い

②サンドペーパー研磨でき肌を整え

③ブラネットカラーのベーシッククリアオイルでウッドコートの着色顔料の吸い込みの均一化を図り

④ウッドコートで紫外線や雨から木材を守る

以上の四工程です。

尚、あく洗いによってせっかく白木にまで戻った木材を、「どうして、茶色の着色をしてしまうのだろう?」と着色してしまうことに抵抗があるお施主様も多いこと思います。

しかしながら、着色顔料が紫外線劣化から守るので、顔料のないクリアーオイルで仕上げてしまうと、2~3年で、白木が日焼けとカビでで黒ずみ、多額の費用をかけてあく洗いしたことが無駄になってしまいます。

けして施工側の都合ではなく、携わらせて頂いたお住まいが、常に引き渡し時だけでなく、10年後の状態を想定し、ご提案させて頂いておりますことをご理解下さい。

 

さて、あく洗いは塗り替えよりも仕上の難易度が高いので、幾度となく現場に通わせて頂きました。

やはり現場に来て、住まいの変化とともにお施主様の表情の変化を目の当たりにすることで、住まいは、屋根や外壁に囲まれた、単なる居住の器ではなく、ご家族にとって、特別な時間が流れている特別な場であることを実感させて頂けます。

いつまでも、この仕事を通し、単に住まいをきれいにするだけでなく、ご家族の心に思いを馳せ、特別な場を蘇らせる、思い出の蘇生屋として、誠実に携わらせて参ります。

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外装木部

ガードラックPro

純国産木材保護塗料

ガードラックPro ガードラックPro ガードラックPro ガードラックPro

デザイン住宅の外装木部の塗り替えが完了いたしました。

今回使用させて頂いたのは、純国産の木材保護塗料のガードラックProです。

ガードラックPro

木材保護塗料には数多くの種類があり、合成樹脂系のキシラデコールやシッケンズ、ノンロット、水性のガードラックアクア

植物油脂のオスモカントリーカラー、ウッドステインプロテクター、プラネットジャパンのウッドコート等があります。

実は、これら全てに共通している特徴は造膜型ではなく、木目を生かした浸透型着色仕上の塗料です。

木材は、コンクリートや鉄などと異なり、調湿機能による伸縮が大きいため、造膜型の塗料ですと数年もすると剥がれてしまったり、または剥がれたところから水が染みこみ、その水が塗膜によて抜けなくなり木材を腐らせてしまう要因にもなるからです。

こちらでは、新築時から常にガードラックProを使用されていましたので、既存塗膜との相性を考慮し、同様の塗料仕様とさせて頂いております。

木部塗装

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外装木部

プラネットカラーⅢ

自然塗料の概念を覆すプラネットカラー

プラネットカラーⅢ

さて、プラネットカラーのウッドコートは、原材料が明らかにされているだけでなく、その成分が天然成分のため、製品のライフサイクルが環境に負荷を与えることなく、環境問題に非常に厳しいドイツでも、非常に高い評価を得ています。

いわゆる自然塗料は、石油化学合成のシリコンやフッソなどの合成樹脂と比較し耐久性に欠け、環境には優しくても、塗料本来の機能として、紫外線や雨などから素材を守るという点で役割を果たさないと評価されていましたが、プラネットカラーのウッドコートはその概念を見事に覆しています。

それは、

①原材料で使用されている天然油脂が溶剤系の合成油脂の粒子よりも小さいため木材に深く浸透すること、

②塗料自体に占める油脂の割合が多いこと

③有機顔料ではなく、鉱石顔料などの無機顔料を使用していること

などの理由があります。

上記のことから、プラネットカラーのウッドコートを1回塗りで、石油化学合成の溶剤系木材保護塗料を2回塗りの耐久性を出すことが可能となります。

あえて、欠点を挙げるならば、自然の鉱石顔料ゆえ、鮮やかな原色を出すことができないこと、そして価格的に高くなってしまうこととなります。

ゆえに、ホームセンターなどで気軽に買えるような普及品とは異なりますが、ドイツでは、ニコライ教会やドイツの作家ゲーテの生家、作曲家バッハゆかりの教会など、歴史建造物などの修復や重要文化財の維持に使用されている極めて評価の高い塗料です。

プラネットジャパンⅢ

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※2017年秋、クライデツァイトのシリカットペイントで杉原千畝記念館を蘇生させて頂いた際に現地で発信させて頂いた塗魂ペインターズの声明文です。

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外装木部

プラネットカラーⅡ

試験塗装

サンプル材に試験塗装

サンプル材に試験塗装

ウッドコートの色見本

ウッドコートの色見本

あく洗いで木地の復帰

あく洗いで木地の復帰

さて、プラネットカラーに限らず、木材保護塗料は木目を生かす半透明の着色塗料なので、塗りつぶしのエナメル塗料のように色見本通りの仕上がりになる訳ではありません。

①木材の種類

②経年による吸い込みの状態

③現在の木材の色味

これらによって、仕上がりの色合いは大きく左右されます。

塗り替え時においては、前回塗られていた色味と同様のものか、経年による色褪せのムラを隠すため少し濃いめのの色味を選定するのが一般的ですが、今回はあく洗いによって、もともとの木地を復帰させることができましたので、色の選定にも幅が広がってまいります。

そこで、同じ材のサンプル材に試験塗装を施して頂き、色味を確認させて頂いた上で材料を選定させていただくことなりました。

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