201804/30
【つれづれ】の記事
201804/05
父
従藍而青
東京は既に桜の花は散ってしまい葉桜となってしまいましたが、福島の桜は満開です。
東京のように人が多くないので満開の桜の中で静かな時間が流れていることを感じておりました。
「どうだ?福島の桜はきれいだだろ」
「せっかく福島まで来たのだから、慌てて帰ることないんじゃないかな」
「ゆっくりしていきな」
そう父が言ってるようにも思えてきます。
父の墓前で、創業者であり父であるのお陰で、家族が元気に暮らしていること、会社も堅実に時を刻んでいること、これからも誠実に歩んでいくことを報告してまいりました。
従藍而青…
青は藍より出でて藍より青し…
今もきっとある父の真心と残してくれた確かな歩みをさらに強く歩んでまいりたい。
心よりの感謝を込めて…
201802/19
友情
おめでとう小平選手
小平選手と李選手の国境を越えた友情と人としての優しさにどんなに多くの人が感動したことでしょうか…
日本への対抗心をむき出しにする韓国メディアでも、異例の扱いで、日韓の爽やかな友情物語として注目されているとのことです。
両選手が競技後に抱き合った際、小平選手が「あなたは私が尊敬する選手だ」と語りかけると、李選手が「500メートルも1000メートルもうまく滑れるあなたが誇らしい」と応じました。
自国ファースト、自民族中心主義、宗教的排他主義、相対的に他民族や他国、他宗教を見下すことで自身の国家や民族、帰属する組織に対する組織愛を表現するナショナリズムは、憎悪をあおり、人々の心や絆の分断を増長します。
本当の意味での愛などとは程遠く、所詮、組織愛を隠れみのにした卑屈な自己愛と自己陶酔の現れに他なりません。
しかし、スポーツや文化は、国境や人種を超え、互いに尊重し合うなかで、創造的で血の通った交流がはじまることを教えてくれます。
人を組織の手段とするようなイデオロギーではなく、「人間のための組織」という、一人の人間の幸せを目的とする人間主義こそが、なかんずく、あらゆる属性の垣根を乗り越えた友情こそが、愛と平和を育むことができることができるのでしょう。
政治には矛盾があり、経済には格差がある。しかし、友情は平等であり、普遍であり、永遠である。
この言葉を理想論として片づけるのではなく、わが身をもってを証明してくれた両選手によって、多くの人々が感動を呼び起こされ、心と心が結ばれたにちがいありません。
小平選手、おめでとう。そして、ありがとう。
※昨年秋、杉原千畝記念館を蘇生させて頂いた際の理念の現場の様子を映像にまとめさせて頂きました。
201801/19
ベルギー大使館
フランダースの犬
3年前から直接塗装工事に携わらせて頂いているベルギー大使館から見積のご依頼を頂きました。
定期的の直接ご連絡いただくことに感謝申し上げ、ご信頼にお応えし続けられますよう、日々成長してまいります。
さて、ベルギーと言えばビールやチョコが有名ですが、私にとって忘れられないのが、子供のころテレビで見た「フランダースの犬」です。
この物語はベルギーのフランダース地方が舞台に、幼いころ両親を亡くしながらも将来画家を夢見るネロ、心優しいおじいさん、そして、お金持ちでちょっとわがままだけどネロが大好きな可愛い友達のアロア、仲良し兄弟のジョルジュとポール、そして金物屋に捨てられてしまった荷車引き犬のパトラッシュの織り成す物語です。
パトラッシュと共に風車の絵を描くネロ、絵の描くネロを優しい眼差しで寄り添うアロア、いつもネロの味方のジョルジュとポール、アントワープの大聖堂、そしてルーベンスの絵、家柄やお金で人を判断する傲慢な大人、そして、差別や偏見のない優しい子供たち、貧しく、家庭環境にも恵まれないネロが逆境に負けることなく、一途に純粋に生きる姿は見る人の心を打たずにはいられなかったでしょう…
きっと、同世代の方であれば、フランダースの犬の一場面一場面を見るだけで、子供の感じた優しい心や悲しい心が懐かしく蘇ってくるのではないでしょうか…
201712/03
秩父夜祭
塗志 上林塗装
昨日は尊敬する秩父の上林塗装の先輩にお声がけ頂き、ユネスコ世界無形文化遺産の秩父夜祭へ行ってまいりました。
上林さんとは塗魂ペインターズで知り合い、多くのボランティア現場で一緒に活動させて頂く中で、現在は家族ぐるみでお付き合いさせて頂いている心優しき先輩です。
控えめな性格のため、けして自ら前面に出ることはありませんが、リトアニアでのスギハラハウスの修復計画にもご一緒させて頂き、作業の要の役割を果たした職人の中の職人です。
お昼は先輩の打っていただいた絶品のうどんをご馳走になり、奥様やお母様の手料理まで頂き、お祭りの会場へ向かいました。
世界無形文化遺産だけあって、とても多くの観客で賑わう中、私たち家族も主催者側として参加させて頂き、家族との楽しい思い出を刻ませて頂きました。
多くの同業者と交流する中で、売上がいくらだとか、いくら稼いだだとか、有名になったとかを鼻にかける方、または、そういう方に振り回されてしまう仲間を見かけることもありますが、
人生にとって本当に大切なものは、
人と比べてどうだとか、周りにどのようにみられるかではなく、
生きていく過程において、深めることができた友の絆と、
喜びや悲しみを分かち合うことで、思い出を刻むことのできた数と、
そして、そのひとつひとつ思い出の深さに他なりません。
毀誉褒貶の八風に侵され、大切なことを忘れ、無節操で状況次第で手のひらを返す人は多けれど、大切なことをいつまでも忘れることのない、上林先輩ご家族並びに、ご案内下さいましたご友人の皆様に心より感謝申し上げます。
※下記の映像は上林さんと一緒に参加させて頂いたリトアニアにおけるスギハラプロジェクト再生計画の理念を映像化させて頂いたものです。