【つれづれ】の記事

インテリアペイント つれづれ

ベルギー大使館

フランダースの犬

ベルギー大使館
ベルギー大使館

3年前から直接塗装工事に携わらせて頂いているベルギー大使館から見積のご依頼を頂きました。

定期的の直接ご連絡いただくことに感謝申し上げ、ご信頼にお応えし続けられますよう、日々成長してまいります。

ベルギー大使館

さて、ベルギーと言えばビールやチョコが有名ですが、私にとって忘れられないのが、子供のころテレビで見た「フランダースの犬」です。

この物語はベルギーのフランダース地方が舞台に、幼いころ両親を亡くしながらも将来画家を夢見るネロ、心優しいおじいさん、そして、お金持ちでちょっとわがままだけどネロが大好きな可愛い友達のアロア、仲良し兄弟のジョルジュとポール、そして金物屋に捨てられてしまった荷車引き犬のパトラッシュの織り成す物語です。

パトラッシュと共に風車の絵を描くネロ、絵の描くネロを優しい眼差しで寄り添うアロア、いつもネロの味方のジョルジュとポール、アントワープの大聖堂、そしてルーベンスの絵、家柄やお金で人を判断する傲慢な大人、そして、差別や偏見のない優しい子供たち、貧しく、家庭環境にも恵まれないネロが逆境に負けることなく、一途に純粋に生きる姿は見る人の心を打たずにはいられなかったでしょう…

きっと、同世代の方であれば、フランダースの犬の一場面一場面を見るだけで、子供の感じた優しい心や悲しい心が懐かしく蘇ってくるのではないでしょうか…

 

> インテリアペイントについて 詳しくはこちら
インテリアペイントについて:クロス(壁紙)にはない「塗装仕上げ」の魅力とは?

つれづれ

秩父夜祭

塗志 上林塗装

秩父夜祭
秩父夜祭
娘と上林先輩

娘と上林先輩

秩父夜祭

昨日は尊敬する秩父の上林塗装の先輩にお声がけ頂き、ユネスコ世界無形文化遺産の秩父夜祭へ行ってまいりました。

上林さんとは塗魂ペインターズで知り合い、多くのボランティア現場で一緒に活動させて頂く中で、現在は家族ぐるみでお付き合いさせて頂いている心優しき先輩です。

控えめな性格のため、けして自ら前面に出ることはありませんが、リトアニアでのスギハラハウスの修復計画にもご一緒させて頂き、作業の要の役割を果たした職人の中の職人です。

塗志 上林塗装

お昼は先輩の打っていただいた絶品のうどんをご馳走になり、奥様やお母様の手料理まで頂き、お祭りの会場へ向かいました。

世界無形文化遺産だけあって、とても多くの観客で賑わう中、私たち家族も主催者側として参加させて頂き、家族との楽しい思い出を刻ませて頂きました。

多くの同業者と交流する中で、売上がいくらだとか、いくら稼いだだとか、有名になったとかを鼻にかける方、または、そういう方に振り回されてしまう仲間を見かけることもありますが、

人生にとって本当に大切なものは、

人と比べてどうだとか、周りにどのようにみられるかではなく、

生きていく過程において、深めることができた友の絆と、

喜びや悲しみを分かち合うことで、思い出を刻むことのできた数と、

そして、そのひとつひとつ思い出の深さに他なりません。

毀誉褒貶の八風に侵され、大切なことを忘れ、無節操で状況次第で手のひらを返す人は多けれど、大切なことをいつまでも忘れることのない、上林先輩ご家族並びに、ご案内下さいましたご友人の皆様に心より感謝申し上げます。

 

下記の映像は上林さんと一緒に参加させて頂いたリトアニアにおけるスギハラプロジェクト再生計画の理念を映像化させて頂いたものです。

つれづれ

星の王子様ミュージアム

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない。

星の王子様ミュージアム
星の王子様ミュージアム
星の王子様ミュージアム
星の王子様ミュージアム

 10日前、親友が住む小田原から箱根に行った際、家族を連れて行ってあげたいと思っていた「星の王子様ミュージアム」に行くことができました。

幼なかった娘も、もう中学生になり、親よりも友達と出かけることの方が多くなりましたが、ここは以前から来たかったようで、久しぶりの家族での小旅行です。

雨も降り、ほんのわずかな滞在時間でしたが、また一つ大切な思い出を刻むことができました。

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない。

 かんじんなことは、目に見えないんだよ。」

色褪せることなく、心に響く言葉は、国境を越え、時を超え、きっと同じなのでしょう。

17年前、安田塗装のホームページで下地処理のコンテンツを制作した時、

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない」

の文を引用し、文章を綴ったことが懐かしく思い出されました。

塗り替え工程:最も大切な下地処理

つれづれ

魂の書

金澤翔子書展

魂の書
命の書の前で記念撮影

命の書の前で記念撮影

金澤翔子さん

金澤翔子さん

 昨日、友人のfacebookの投稿でたまたま知ったので、描く文字が「魂の書」と評される金澤翔子さんの書展に行ってまいりました。

写真撮影も可でご本人にお会いできたのはとても幸運です。

「命」の書と説明を拝見させて頂いた時、目の前を覆い尽くすような大いなる壁の如き宿命であったとしても、捉え方と取り組む念いの力によって、多くの人々を幸せにする使命へと転換することが出来ることをあらためて教えて頂きました。

以下は命の書の隣に綴られていた文章です。

———-

「お母様が好きだからお母様のところに生まれてきたの」と翔子が寄り添ってきて私の耳元で秘密でも打ち明けるように囁いた。私は「はっ」とした。

翔子の言葉は深い意味で正しいことが多い。言語障害ゆえに言葉の少ない翔子の言うことは、いつだって真言である。母親を選んで生まれて来るという古からの噂は本当なのかもしれないと、その時、初めて命の仕組みを垣間見た気がした。きっと私も生まれてくる子がダウン症であることに同意して、二人の合意のもとに私たちは親子としてこの世で結ばれたのでしょう。

今ダウン症の翔子を授かって本当に幸せだと思う。涙に暮れてダウン症の告知を受け、おろおろと悲嘆にくれていて彷徨い、この至福の境地に至るまでには、二十余年を必要とした。

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「宿命を使命に変える」

今日は大切なこと教えて頂きました。

つれづれ

上尾特別支援学校

ありがとうございます。

塗魂ペインターズの活動報告と重なってしまいますが、あまりにも嬉しい出来事なので、現場日誌にも留めておきたいと思います。

「塗装で出来る社会貢献」を理念に活動する塗魂ペインターズの皆様と携わらせて頂いた学校の教職員の皆様より素晴らしい写真を送って頂きました。

ちなみに中央で扇子を振って頂いている方が校長先生です(笑)

活動する私たちには絆が生まれ友情を育む事が出来、場所をご提供下さった教職員並びに子供たち、ご父兄の皆様にはこんなにもの満面の笑みで応えて頂けます。

実はこのようなことが、どこへ行っても繰り返されます。

塗魂ペインターズの活動が目には見えない無形の資産を積んでいることが参加している私たちのみならず、まわりの皆様が理解してくれるようになってきました。

上尾特別支援学校の皆様、心より感謝申し上げます。