【サイディング】の記事

UVプロテクトクリヤー サイディング

UVプロテクトクリヤー

意匠性サイディングのクリアー(クリヤー)仕上

UVプロテクトクリヤー1回目塗布

UVプロテクトクリヤー1回目塗布

UVプロテクトクリヤー1回目塗布後

UVプロテクトクリヤー1回目塗布後

釘頭補修(5か所あります)

釘頭補修(5か所あります)

本日はとても温かな1日でしたね。

画像は意匠性サイデイングにクリアー塗装している様子です。

(東京都三鷹市)

意匠性サイディングがランダムな凹凸で何色が使用されていおるような意匠性の高いサイデイングの場合、10年程度経過し、シーリングの打ち替えや塗り替え等の外壁メンテナンスに伴い、一色で塗りつぶしてしまうのはもったいないと思われる方は多いと思います。

このような場合、お勧めさせて頂くのが、透明のクリアー塗料になります。

この塗料で塗装することで、耐久性を高めることはもちろんのこと、意匠性サイデイングのもとの艶を復帰させ、さらに塗料中の特殊セラミック成分で汚れが付きづらくすることが出来(超低汚染)、紫外線吸収剤により色あせを抑えることができます。

但し、透明な塗料のため下地がそのまま出てしまうので、釘頭の補修塗装やきちんと洗浄し下地を整えることが重要となります。

尚、艶を復帰させることは出来ますが、色あせは復帰できませんので、色あせする前に塗装することが大切です。

UVプロテクトクリヤー サイディング

サイディング下地処理

クリアー仕上げならではの下地補修

建物全景

建物全景

釘頭

釘頭

補修塗装

補修塗装

画像は昨日の作業の様子です。

現在こちtらの現場では、外壁サイディングの窓廻りと目地のシーリングの打ち替えと高圧洗浄が完了し、外壁は釘頭の補修塗装を行っております。

(東京都三鷹市)

外壁サイディングが意匠性サイデイングのことから、一色に塗りつぶすのではなく、クリアー塗料(透明の塗料)で仕上げるため、仕上がり後、釘のの頭が目立たないよう、下地のサイデイングの色(模様)に合わせ、1箇所づつ筆による補修を行っております。

 こちらで仕上げるクリア―塗料は、ピュアライドUVプロテクトクリヤーです。

サイディング

シーリングの打ち替え

新規シーリング材充填

プライマー

プライマー

新規シーリング充填

新規シーリング充填

ヘラ仕上げ

ヘラ仕上げ

画像は一昨日紹介させてい頂いた、「シーリング打ち替え」におけるシーリング撤去後の工程です。

こちtらでは、変性シリコーンシーリングのノンブリードタイプのペンギンシール2550NB(サンスター技研)を使用しています。

(東京都三鷹市)

シーリングの種類には、アクリル、ウレタン、変成シリコーン、シリコーン、ポリサルファイド等があり、それぞれ特徴と適正な施工部分がありますが、サイデイングの場合は、目地の動きに追従する低モデュラスで、応力緩和性のあるウレタンシーリング材又は変成シリコンシーリング材が適しており、新しい塗膜と反応しないためノンブリード型が最適といえます。

尚、ノンブリード方でない場合には、新規にシーリング材を充填した後、ブリードオフプライマーを塗布することで塗膜との反応を回避させることが出来ます。

低モデュラス
シーリング材には高モデュラスと低モデュラスのものがあり、簡単に言いますと硬化した際のゴムの硬さのことです。高モデュラスのシーリング材はガラス廻りや室内の水廻りに使用されるシリコーンシーリング材がほとんどで、ガラス回りを除くほとんどの外装では低モデュラスのシーリング材が適しています。

応力緩和性
目地の動きに対して対応しようとする働きを言います。この応力緩和性が少ないシーリング材は目地が動いたときに柔軟に対応せず元に戻ろうという働きが生じるので、亀裂が生じやすくなります。

サイディング

ボンドブレーカー

三面接着でなく、二面接着

ボンドブレーカー貼り

ボンドブレーカー貼り

ボンドブレーカー貼り後

ボンドブレーカー貼り後

内容は昨日の続きで、シーリング打ち替え工程のシーリング撤去後の工程です。
 
 
2.ボンドブレーカー貼り
 
目地の動き(ムーブメント)が比較的大きいと判断されるような場合、シーリングの充填は、充填される部分が凹の場合、底部分を除く両サイド面の接着が基本となります。

一見すると、底部分と両サイドの面の3面をきっちり密着させることが良いように思われがちですが、サイデイング自体の「反り」や目地部分の「動き」に対し柔軟に対応できず、目地が動いた場合、シーリング自体に亀裂が生じやすくなってしまうので、底部部は目地の動きに対し、柔軟に対応できるよう密着させず、底部分を除く両サイドの2面のみを接着させる2面接着が基本となります。

このような、動きの想定される目地はワーキングジョイントと呼ばれ、シーリングの性能を十分発揮させる為に、2面接着の施工が必要なことから、底部分にバックアップ材やボンドブレーカー(絶縁テープ)を貼ります。

尚、サイディングの目地の場合は目地が浅い為、シーリングの機能を発揮するための厚みを確保する必要性から、厚みのあるバックアップ材ではなく、薄いボンドプレーカーが選定されます。

ワーキングジョイントに対し動きの想定されない目地をノンワーキングジョイントと言い、RC(鉄筋コンクリート)造の窓廻りや打ち継目地、湿式の石張りやタイル張りの目地では3面接着でも全く問題はありません。

サイディング

シーリング打ち替え

既存シーリング撤去

既存シール撤去作業

既存シール撤去作業

残シーリングの削ぎ落とし

残シーリングの削ぎ落とし

シーリング撤去後

シーリング撤去後

外壁がサイデイングの場合、もっとも重要となる下地処理が、サイデイング目地と窓(サッシ)廻り、換気口などの設備廻りの既存シーリング下地処理です。

既存シーリングの下地処理の方法としては、下記の2種類があります。
増し打ち〔打ち増し)
既存のシーリングは撤去せず残し、その上から新規のシーリング座を充填する方法
打ち替え
既存のシーリングを撤去し新規にシーリングを充填する方法

増し打ちに関しましては、その上からシーリングを充填しても適正な厚みが取れる場合に限り、コストパフォーマンス〔費用対効果)が高く有効な手法といえます。
(例えば、ALC目地のように目地部分が凹の形状となっている場合など)

しかし、多くのサイデイングの場合は、既存のシーリングの上から新規のシーリングを充填しても適正な厚みが確保できないため、増し打ちは応急処置的な効果しかえられない場合が多く、到底、適正な処理とは程遠く、ほとんどの場合、「打ち替え」が必要となります。

シーリング撤去の工程は、及び注意点は下記の通りです。

1.シーリング撤去

文字通り、既存のシーリングを撤去する工程です。
鉄部のケレンも同様ですが、撤去するといってもどの程度きれいに撤去するかによって、この工程に関わる労力が大幅に異なり、それに応じて価格にも反映されます。

耐久性の視点から考慮すれば、相応の労力を費やし、出来る限り残シーリングが残らないよう撤去することが理想といえます。
(残シーリング削ぎ)

既存シーリングが充填された際、攪拌不足による不良硬化を起こしている場合などは、完全に撤去することが困難な場合もありますが、出来る限り綺麗に除去することが、シーリング打ち替えの施工の意味を深めます。