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サイディング

シーリングの種類について

シーリング材は適材適所

シーリングの種類について

昨日シーリングについて触れさせて頂きましたので、コンテンツにもまとめさせて頂いておりますが、シーリングの種類について触れさせて頂きます。

シーリング材にも塗料と同様多くの種類があります。

例 えば、アクリル系,ウレタン系,シリコーン系、ジョイント部分の伸縮の追従性のある低モデュラス,追従性の必要のない部分に使用される高モデュラス、1液 型、2液型、塗膜との相性の良いノンブリードタイプ、シックハウス対応の室内専用シーリング材など、多くの種類があります。

シーリングの場合は塗料のような耐久性横軸と価格の縦軸の単純なグラフのような分類ではおさまらず、適材適所に使用することがもっと重要となります。

シーリングメーカーによって、多少、成分や見解の違いはありますが、シーリングの種類や特徴、施工部位の適材適所について、簡潔にご説明させて頂きますと下記の通りとなります。外部塗装サイディング適材適-2.jpg

アクリル系

ALCの新築時に使用される頻度が高く、コストパフォーマンスに優れているといえますが、改修時では耐久性の視点からあまりお勧めは出来ません。

ウレタン系

外壁モルタル面のVカット補修やサイディング改修やALC、RC改修時に使用される頻度が高く耐久性及び塗膜との密着が優れています。
但し、多くのウレタンシーリングが紫外線に弱いため、上から塗装しない場合はあまりお勧めできません。

ウレタンシーリング材の中でも、可塑剤の入っていないネオウレタンシーリングの機能は別格で、他のシーリング材と比較し乾燥時間を要するという作業性、相対的に高価な材料価格、既存シーリングが不良硬化している場合の化学反応の危険性、以上の問題さえさえ解決されていれば、耐久性、動きに対応する応力緩和性、塗膜との密着性等、色彩の対応力等あらゆる点において優れたシーリング材ということが出来ます。

例)オートンサイディングシーラント(オート化学)

変成シリコーン系

サイデイング目地ややタイル面、石面に使用される頻度が高く、耐久性に優れているため、シーリング仕上げの上から塗装しない場合にもお勧めできるシーリング材です。

サイディング改修時など上から塗装する場合は塗膜との密着が弱いことと、ブリード(塗膜の汚染)が起きてしまうのでシーリング材の上にプライマーを塗る必要があります。

最近では、ノンブリードタイプの変成シリコンが開発されましたので、サイデイングの改修時に耐候性及び塗膜の非汚染性の視点から最も効果を発揮している製品と言えます。

シリコーン系

ガラス廻りや浴室や洗面などの水廻りに適しています。

耐久性〔耐熱性や耐寒性)は抜群ですが、塗膜との相性は最も悪いため、シーリングの上から塗装する場合は使用を避けなければなりません。

ポリサルファイド系

耐候性及び基材に対する非汚染性に優れていることから、タイルや石材の目地に適しています。

下記は、シーリングメーカーのホームページとかなり専門的となりますが、シーリングメーカーによる
資料です。
詳しく知りたい方はご参考になさってください。

<シーリングメーカーリング>
セメダイン
サンスター技研
オート化学
コニシ

さて、昨日と同様のお話となりますが、塗装で出来る社会貢献を模索するボランティア塗装集団、塗魂ペインターズの東北復興支援第一弾として、被災によって失業を余儀なくされた塗装職人の受け入れ支援を開始致しました。被災によって仕事を失ってしまった塗装職人の方はもとより、受け入れ可能な塗装業者様はご遠慮なくご連絡くだされば幸いです。


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サイディング

シーリングの打ち替え

まずは、既存シーリングの撤去から

目地のシーリング撤去

目地のシーリング撤去

窓廻りシーリング撤去

窓廻りシーリング撤去

シーリングの打ち替え

こちらの現場は4日目、外装の高圧洗浄、外構の薬品洗浄、鉄部の錆止めまで進み、本日からシーリング工事に着手しております。

このシーリング工事、外壁がパネルやサイディングの場合目地や窓廻りに必ずシーリングが打たれておりますが、外装メンテナンスにおいて最も重要な工程と言えます。

そして、この外装パネルのメンテナンス時におけるシーリング処理には「増し打ち」と「打ち替え」の2つの方法があり、それぞれの工法は以下のように分けることができます。

1.比較的新しい部分や、弾力性の残っていて「増し打ち」を行っても適正なシーリングの厚みがとれる場合には、既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を打つ「増し打ち工法」

2.劣化が進み弾力性が残っていない場合や増し打ちによって厚みがとれない場合は既存のシーリング材を撤去し新しいシーリング材に打ち替える「打ち替え工法」

尚、シーリング材の「厚み」が取れるか否かによって工法が別れるのは、シーリング材は「厚み」が取れてはじめて、その機能(耐久性)を発揮できるためです。

こちらでは、以下の3点の理由から、全面的にシーリングの打ち替えを実施しています。

築10年以上の歳月が経過していること。

特に南面に関しては既存シーリングの劣化が著しく既に防水機能を果たしていないことが確認できること。

打ち増しでは耐久性を確保できる適正な厚みが確保できないこと。

 

さて、話は変わりますが、塗装で出来る社会貢献を模索するボランティア塗装集団、塗魂ペインターズの東北復興支援第一弾として、被災によって失業を余儀なくされた塗装職人の受け入れ支援を開始致しました。被災によって仕事を失ってしまった塗装職人の方はもとより、受け入れ可能な塗装業者様はご遠慮なくご連絡くだされば幸いです。

 

 

サイディング

シーリング打ち替え

オートンサイディングシーラント

外装にラムダ(昭和電工)

外装にラムダ(昭和電工)

既存シーリング撤去

既存シーリング撤去

ボンドブレーカー貼り

ボンドブレーカー貼り

新規シーリング材充填

新規シーリング材充填

ヘラ仕上げ

ヘラ仕上げ

今月はじめに着手させて頂いたデザインアパート、お施主様はもとより設計者様の心がこめられた建物に携わらせて頂くことは施工業者冥利に尽きます。

心より御礼申し上げます。

さて、外装に押出成形セメント版であるラムダ(昭和電工建材)が使用されています。

それゆえ、サイディング同様、目地と窓回りにシーリング材が充填されており、築10年以上経過していると、特に日差しの強い南面に関しては劣化し、防水機能が低下いることもしばしばです。

さて、このシーリング部分のメンテナンス法に関しましては、「打ち増し」と「打ち替え」の2種類がありますが、

こちらの現場同様、サイデイングのように既存のシーリング材の上から「打ち増し」しても適正な厚みがとれず、メンテナンス後、数年もすると剥がれの危険性があるような「打ち増し」処理はその場しのぎの処理にしかなりえません。

ゆえに、せっかく足場を立て外装全体のメンテナンスを行う場合は、必ずといって良いほど「打ち替え」が必要となります。

そして、シーリングの種類は様々ですが、サイデイング目地や窓周りには、変性シリコーンまたは、ネオウレタンシーリングが適しております。

シーリングに関しては、1成分形、2成分形、ポリウレタン、ネオウレタン、変性シリコーン、シリコーンなど種類類が多く、薀蓄を語る同業者様も多いですが、昨年、メーカーの工場見学及び実験に出席させて頂き以来、オートンサイディングシーラントを使用させて頂いております。
(既存シーリング材が不良硬化をしている場合は除く)

他のシーリング材と比較し、乾燥時間を要し、現場の作業性こそ劣りますが、サイディングの動き(応力緩和性)はもとより、塗膜との密着性、ブリードの危険性など、耐久性に着眼した場合、機能面に関してはあらゆる面で一歩秀でたシーリング材です。

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サイディング

オートンサイディングシーラント

オートンサイディングシーラント

オートンサイディングシーラント

プライマー塗布

プライマー塗布

シーリング材充填

シーリング材充填

ヘラ押え

ヘラ押え

オートンサイディングシーラント

数日前、オート化学北茨城工場にて様々なシーリング材の実験結果は見たものの、ご契約時にシーリング材の製品名まで出してご提案してしまっていたことや、何より、使用予定のシーリング材は既に仕入れてしまっていることから、このサイディングシーラントを使用するのは次回からにしようとも思ったのですが、良いものがあることを知ってしまった上で、お勧めしないのもどうかと考え、急遽メーカーの担当者に連絡し届けて頂くことと致しました。

そこで、当初と仕様が変更になることから、勉強会に参加させて頂いた旨から、実験に参加させて頂いた旨を話しご理解頂いた上でシーリングの充填を開始致しました。

お施主様におかれましては、事後報告にも関わらず快くご承諾下さり心より感謝申し上げます。

では、折角なのでオートンサイディングシーラントのご紹介を少々。

このシーリング材は種類的な分類でいえばウレタンシーリング材となりますが、一般のポリウレタンシーリング材とは異なり、可塑剤※を頼らないオート化学独自の原料配合技術によって開発されたネオウレタンポリマーによるシーリング材で、ポリウレタンシーリングはもとより、変成シリコーンシーリングよりも優れた耐久性、耐候性を有しております。

外壁がサイディングで、出来る限りメンテナンス期間を長期間確保したい場合にお薦めとのシーリング材と言うことができます。

こーキングがん.jpg

サイディング

さあ!着工

お待ち頂き感謝申し上げます。

養生メッシュシート

養生メッシュシート

施工着手前

施工着手前

シーリング撤去

シーリング撤去

梅雨入り間もないころお問い合わせ頂き、お見積をご提出してすぐにご成約頂いたお客様の塗り替え工事に着手させて頂きました。

ご成約から着工まで約4カ月、多くの施工業者様を吟味する時間があるにも関わらず、早々にご用命を頂いた意味をしっかりと受け止め誠心誠意取り組ませて頂きます。

さて、塗り替え仕様は、

屋根は遮熱塗料のサーモアイSi(日本ペイント)

外壁は意匠性サイディングの意匠を生かすためピュアライドUVプロテクトクリアー(日本ペイント)

サイディング目地と窓廻りの打ち替えは、変成シリコーンのノンブリードの予定でしたが、数日前のシーリングメーカーでのデータや実験に参加させて頂いた結果を踏まえ、ネオウレタンポリマーのオートンサイディングシーラントに切り替え施工させて頂く予定です。

本日は、養生メッシュシート貼り、既存のシーリングを出来る限り撤去させて頂きます。

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