【外壁ALCパネル】の記事

外壁ALCパネル

ALCパネルシーリング処理2

プライマー塗布

プライマー塗布

シーリング材充填

シーリング材充填

ヘラ仕上げ

ヘラ仕上げ

本日は雨の為、作業中止。

画像は昨日の、集合住宅の外壁改修の模様です。

(東京都新宿区愛住町)

マスキングが終了し、プライマーを塗布後、手分けをしシーリング材の充填とヘラ仕上げを行っていきます。

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●シーリングの種類について

シーリング材にも塗料と同様多くの種類があります。
例えば、アクリル系,ウレタン系,シリコーン系、ジョイント部分の伸縮の追従性のある低モデュラス,追従性の必要のない部分に使用される高モデュラス、1液型、2液型、塗膜との相性の良いノンブリードタイプ、シックハウス対応の室内専用シーリング材など、多くの種類があります。
シーリングの場合は塗料のような耐久性横軸と価格の縦軸の単純なグラフのような分類ではおさまらず、適材適所に使用することがもっと重要となります。
シーリングメーカーによって、多少、成分や見解の違いはありますが、シーリングの種類や特徴、施工部位の適材適所について、簡潔にご説明させて頂きます。

アクリル系
ALCの新築時に使用される頻度が高く、コストパフォーマンスに優れているといえますが、改修時では耐久性の視点からあまりお勧めは出来ません。

ポリウレタン系
外壁モルタル面のVカット補修やサイディング改修やALC、RC改修時に使用される頻度が高く耐久性及び塗膜との密着が優れています。
但し、多くのウレタンシーリングが紫外線に弱いため、上から塗装しない場合はお勧めできません。
ウレタンシーリング材でもメーカーによって耐候性に優れたシーリングも開発されています。
例)オートンサイディングシーラント(オート化学)

変成シリコーン系
サイデイング目地ややタイル面、石面に使用される頻度が高く、耐久性に優れているため、シーリング仕上げの上から塗装しない場合にもお勧めできるシーリング材です。
サイディング改修時など上から塗装する場合は塗膜との密着が弱いことと、ブリード(塗膜の汚染)が起きてしまうのでシーリング材の上にプライマーを塗る必要があります。
最近では、ノンブリードタイプの変成シリコンが開発されましたので、サイデイングの改修時に
耐候性及び塗膜の非汚染性の視点から最も効果を発揮している製品と言えます。

シリコーン系
ガラス廻りや浴室や洗面などの水廻りに適しています。
耐久性〔耐熱性や耐寒性)は抜群ですが、塗膜との相性は最も悪いため、その植え方塗装する場合は使用を避けなければなりません。

ポリサルファイド系
耐候性及び基材に対する非汚染性に優れていることから、タイルや石材の目地に適しています。

下記は、シーリングメーカーのホームページとかなり専門的となりますが、シーリングメーカーによる
資料です。
詳しく知りたい方はご参考になさってください。

<シーリングメーカーリング>
●セメダイン (Click!)
●サンスター技研 (Click!)
●オート化学 (Click!)
●コニシ (Click!)

<シーリングメーカーによる各種資料>
●セメダイン 基材別特徴 (Click!)
●セメダイン 適材適所一覧表 (Click!)
●サンスター技研 建築用シーリング一覧表 (Click!)

外壁ALCパネル

ALCパネルシーリング処理

マスキング

ドア廻りは既存シーリング撤去

ドア廻りは既存シーリング撤去

サッシ周廻りは既存シーリング撤去

サッシ周廻りは既存シーリング撤去

サッシ周廻りは既存シーリング撤去

サッシ周廻りは既存シーリング撤去

さて、9月から開始させて頂いている集合住宅外壁改修の模様です。

(東京都新宿区愛住町)

外壁がALCパネルの為、シーリング処理が重要な下地処理となります。

築年数が10年以上経過していることと、今回が初めての全面改修の為シーリング処理を下記の要領にて行うことといたしました。

・ALC目地…ウレタンシーリングによる増し打ち
・サッシ廻り…ウレタンシーリングによる打ち替え
・サッシ水切り上部…変成シリコンシーリングによる打ち替え

画像は、開口部の既存シールを撤去し、新規にシーリングを充填する部分のマスキングを行っている様子です。

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