【屋根塗装】の記事

屋根塗装

縁切り部材タスペーサー

「縁切り」の見える化

屋根、外壁とも下塗り完了

屋根、外壁とも下塗り完了

タスペーサー挿入後(2ヶ所/枚)

タスペーサー挿入後(2ヶ所/枚)

隙間がとれ通気性確保

隙間がとれ通気性確保

数年前は縁切り作業が必須

数年前は縁切り作業が必須

6月に入り初日から晴天にも恵まれ、各現場とも順調に進めさせて頂いております。

さて、こちらでは外壁のシーリングの打ち替えが完了し、屋根、外壁ともに下塗りまで進んでおります。

屋根:サーモアイシーラー(日本ペイント)

外壁:水性シリコンエポサーフ(日本ペイント)

外壁ベランダ部分は色確認のための試験塗装です。

(茨城県つくば市)

 2番目の画像は、シーラー塗布後、縁切り部材のタスペーサー挿入後の画像です。

タスペーサーについては何度かご説明させて頂いておりますが、折角なのでもう一度。

スレート瓦の屋根塗装の場合、塗装工程の3工程を行いますと、多くの場合、瓦と瓦の間に塗料が入ってしまい、重なり部分が接着した状態になてしまいます。

この状態は、経年によりゴミが詰まった状態と同様、毛細管現象により雨水を吸い上げてしまい、吸い上げられた雨水が、排水されない状態となり、下地材の腐食や最悪の場合塗り替えたことが原因となり雨漏りにつながってしまう場合があります。

このような状態を避けるため、当社も含めほとんどの業者の皆様が、塗装完了後「縁切り」という作業を行っていたのですが、「縁切り」を行うことで、折角塗装した部分を傷つけてしまったり、塗膜が新しい故に縁切り後接着してしまうことがありました。

そこで、この「縁切り」作業を確実なものとするために開発されたのが、縁切り部材の「タスペーサー」です。

この縁切り部材を挿入することで、スレート瓦の重なり部分に適正な隙間(2ミリ程度)がとれ、排水性と通気性が確保され、毛細管現象による雨水吸い上げによる不具合を避けることが出来ます。

また、写真のようにご覧頂くことで、縁切りの「見える化」により、一層安心して頂くことも可能となります。

屋根塗装

高圧洗浄

雨天に最適な工程

高圧洗浄準備

高圧洗浄準備

洗浄機2台で高圧洗浄

洗浄機2台で高圧洗浄

高圧洗浄中

高圧洗浄中

本日は着工させて頂き3日目、工程表ではシーリングの撤去を予定させて頂いていたのですが、天気予報を受け、昨日行ったシーリングを撤去した部分にテーピングを施し、高圧洗浄をさせて頂くこととなりました。

(茨城県つくば市)

先日も書かせて頂きましたが、機械通り工程を進め、晴天の日に高圧洗浄を行うよりも、雨天の日、ご近所様が洗濯物などを干していない日に高圧洗浄することで、ご迷惑にならないよう作業が進めることがでできます。

こちらでは住宅としては屋根の面積が広く、比較的藻が多いことから、1台の高圧洗浄機では1日で作業が完了できないと判断し、高圧洗浄機2台、現場管理者含め4人で高圧洗浄を実施させて頂いております。

屋根についてトルネード.jpg

屋根塗装

折半屋根

塗装工程

ボルト部:エポキシ樹脂錆止め補修

ボルト部:エポキシ樹脂錆止め補修

エポキシ樹脂遮熱錆止め塗装開始

エポキシ樹脂遮熱錆止め塗装開始

下塗りのサーモアイプライマー塗装後

下塗りのサーモアイプライマー塗装後

本日、上塗り塗料のサーモアイSiの2回目

本日、上塗り塗料のサーモアイSiの2回目

折半屋根をマジックロン及び手工具によりケレン、ボルト部分はボルトブラッシャーという電動工具によりケレン後、高圧洗浄により下地処理の完了し塗装工程の様子です。

(東京都新宿区)

 まずは、ボルト部分を2液エポキシ樹脂錆止めにより、タッチアップを行い、その後、遮熱機能のある錆止め塗料のサーモアイプライマーを全体に塗装。(2010.05.15)

日を改めて、上塗り塗料のサーモアイSiを1回目を塗装(2010.0517)

本日は上塗り2回目を施工いたしました。

ご覧の通り、下塗りの錆止めから上塗り塗料まで真白なのは、下から見えるわけではないので、外壁の色とのバランスを考慮するよりも、遮熱機能を最大に発揮させる色である白を選んだためです。

 尚、遮熱塗装の効果を確認するべく、一部塗装しない部分を残してあり、温度差を計る予定です。

 

塗装工程2遮熱-1.jpg

屋根塗装

折半屋根

最も大切な下地処理:ケレン

折半屋根:マジックロンによるケレン

折半屋根:マジックロンによるケレン

ボルト部:ボルトブラッシャーによるケレン

ボルト部:ボルトブラッシャーによるケレン

ご紹介が前後してしまいましたが、画像は折半屋根塗装の下地処理で、高圧洗浄前に行ったケレンの様子です。

(東京都新宿区)

こちらでは夏の省エネ対策として、遮熱塗料のサーモアイで仕上げる予定です。

但し、塗料自体は半製品であり、塗装されて塗膜となってはじめて機能するため、どのような塗料を使用するかと同等、いや、それ以上にどのように施工されるかが重要となります。

そして、この施工工程において最も重要なのが下地処理です。

完成してしまえば目に見えてわかるものではありませんが、3年、5年、10年と時が経つにつれ、行ったか、行わなかったのか、その有無が証明されます。

サンデグジュベリが「星の王子様」できつねに言わせたセリフに、「大切なものは目に見えないだよ」とありますが、全ての物事に言えるように、目に見えない仕事に対する姿勢が行動に表れ施工品質に反映されます。

それは、その時には分かりませんが、時が経つにつれ、少しづつに目に見える形と現れます。

 

 大切なものは-1.jpg

屋根塗装

雨の日は

高圧洗浄

高圧洗浄準備

高圧洗浄準備

高圧洗浄

高圧洗浄

今日は雨、ということで外装で塗装工程に入っている現場は全てお休みさせて頂いております。

画像は高圧洗浄の様子です。

(東京都新宿区)

雨の多い季節は、機械的に工程を進めてしまい、晴天に高圧洗浄を行うのではなく、晴れている日には、雨の日には出来ない工程を進め、雨に日に高圧洗浄を行うよう工程順序の調整を行います。

(と言いましても、塗装工程に入ってしまっている場合はお休みとなってしまいますが)

こちらでは、晴天の日は鉄部のケレンと錆止め工程を進行しており、ケレン・錆止め工程は途中ですが、本日の雨天に合わせ高圧洗浄に入らせて頂きました。

晴天の日とは異なり、洗濯物を干しているお宅もなく、正面道路の人通りも少ないため、ご近所にご迷惑のかからないよう作業を進めることができます。