202504/15
水系カスタムシリコンⅡ
只今練馬区内において集合住宅の塗装工事を行っております。
屋根は高圧洗浄後水系パワーシーラーⅡ 1回、水系カスタムシリコンⅡ 2回の仕上げです。
もちろん、毛細管現象を避けるため、縁切り部材のタスペーサーはスレート材1カ所に対し2か所入れて適正な隙間を作っています。
水系カスタムシリコンⅡはシリコン樹脂の耐候性と水谷ペイント独自のナノテクノロジーにより、費用対効果のバランスの取れた材料と言えます。
弊社は屋根塗装における塗装仕様は、主に、水谷ペイントの水系カスタムシリコン・水系ナノシリコン・ルーフピアニそして、日進産業ガイナを推奨させて頂いております。
単にカタログ上の表記を鵜呑みにしているのではなく、実際に西表島の水谷ペイント様の暴露試験場を確認させて頂いたうえで決定しています。
未だ素材との密着力の視点より、下塗り材で2液の溶剤シーラーや錆止めを使用することもありますが、上塗りは全て水性塗料です。
有機溶剤系の塗料は作業中における臭気の問題だけでなく、地球温暖化における影響もありますし、何より、現在では昔と違い、水性塗料ということで、溶剤系塗料よりも耐久性が劣ることはないからです。
そして、現場塗装においては、どのような塗料を使用するか以上に、半製品である塗料を、現場における的確な下地処理と施工によって、その塗料のパフォーマンスを最大限に引き出すことが重要と言えます。