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道具

捨てテープの効果

サッシと外壁に綺麗に見切る

捨てテープの効果
捨てテープの効果

以前サッシ廻りの養生の配慮として、捨てテープは貼る旨のブログを書かせて頂きました。

サッシ廻りの養生の配慮

マスカーだけの1回の養生で塗装を始めるほうが作業効率が良いように思われがちですが、実はテープとサッシの間に塗料が入ることによって生じるにじみが生じ養生をとった時に清掃に必要性があること、

塗膜が厚くなってしまうため、養生を剥がす際にきれいに剥がれず、あとでカッターで残った塗膜を削り取る場合にサッシや外壁自体の塗膜を傷つけつけてしまう危険性があるため、

捨てテープを施し、塗料のにじみや補修塗装の手間を回避するという内容です。

このように、養生に一手間かけることで現れる効果が右の画像です。

塗膜が乾燥する前に、捨てテープをとることで、サッシと外壁との見切りをきれいな直線となり、施工後に補修塗装や補修や清掃時に伴ことでサッシを傷つけてしまう危険性が取り除かれます。

丁寧で的確な作業は美しい仕上がりとなって現れます。

外壁塗装 道具

新たなる人間関係

心より感謝

新たなる人間関係

全景

目地シーリング部拡大

目地シーリング部拡大

木目調サイディング

木目調サイディング

先日から幾度かご紹介させて頂いた外壁改修工事が完成いたしました。

外壁下地は150kg/㎠の高圧洗浄

窓廻りとサイディング目地はオートンイクシードによる打ち替え

1階木目調サイディングは無機系クリアー仕上

2.3階サイディングはマイクロキューブローラーによる水性シリコン仕上

全てが全て最も高い仕様ではありませんが、費用対効果のバランスの良い塗装仕様です。

完了後、ありがたいことに、ご主人とお嬢様がわざわざご来社下さり、

「きれいに仕上げてくれてありがとうござます」

との御礼のお言葉を頂くことができました。

私にも娘がいますので、なんとなく想像したのですが、娘さんとの買い物の帰りに、「お家きれいになったよね」等の会話となり、「一緒にお礼を言いに行こうよ」との話になったのかもしれません。

私の勝手な想像ですが…(笑)

たとえ細やかであたとしても、仕事を通し新たな温かな絆が築かれ、自身の存在意義を感じさせて頂いてることは、きっと自分自身の人生を目には見えない宝を増やしているように思えてなりません。

私たちはどこまでも、このような人間関係を大切にしていくことをあらためて決意させていただきました。

外壁塗装 道具

ローラーについて

マイクロファイバー製ローラー

ローラーについて

ローラーが外壁の凹凸に細かく対応します。

好川産業 マイクロキューブ

好川産業 マイクロキューブ

いつもは塗料や職人について触れさせていただくことが多いのですが、今日は道具について綴らせていただきます。

塗装の施工品質において職人の技術や塗料の品質も重要なのは当然ですが、使用する刷毛やローラーなどの道具においても施工品質が大きく左右されます。

品質の悪いローラーは塗料の含みが少なく、外壁の凹凸に対応することができず、飛散も多いのが特徴です。

このようなローラーで塗装すると、外壁の凹凸に対応できなないため、凹の部分の塗料が入らず庭訓的な平均的な塗膜厚が得られなかったり、適正な塗膜厚に満たないこともあります。

右上の画像は、上塗り2回目をマイクロファイバー製のローラーで塗装している様子ですが、画像をご覧頂くと、ローラーの形状が外壁の凹凸に対応している様子がご覧いただけると思います。

このローラーの特徴は、塗料の含みがよく、ローラーを転がした際に平均的の塗料を吐き出すため、外壁の凹凸に対し平均的な塗布量が得られること、また、ローラーの繊維が非常に細かいので美しい仕上がりが得られるのが特徴です。

相応の施工品質を保つには、「適正な技術を持った職人が、各部位の劣化状況に応じ、適正な材料と工程で、的確な道具をもって施工すること」と言えるでしょう。

施工品質に敏感な施工会社や職人は必ずと言っていいほど道具に対し敏感なので、専門業者の施工に対する思い入れを確認したい場合は、職人さんや塗料の種類だけでなく、使用するローラーの種類を確認することもよいかもしれません。

 

マイクロキューブ

 

道具

美匠

施工品質を維持する大切な道具

マンションのアクセントとしての鋼板パネル

マンションのアクセントとしての鋼板パネル

スクレーパーによるテープ跡の除去

スクレーパーによるテープ跡の除去

全面サンドペーパー後シンナーによる拭き取り

全面サンドペーパー後シンナーによる拭き取り

「美匠」ローラー

「美匠」ローラー

「美匠」による仕上

「美匠」による仕上

塗装することは、耐久性を維持することと同時に、より美しく仕上げることも重要なのは皆様周知の事実のことと思います。

特に画像にあるように洗練されたデザインのマンションのエントランス位置していること

打ち放しコンクリートとガラスブロック、タイルと質感を意識した素材にあえて塗装面をアクセントとして設計されていることが一目瞭然であれば、お施主様がこの部分にどのような仕上がり感を望んでいるかは確認するまでもありません。

サンドペーパーや凹凸部分のポリパテ処理、また、お施主様のご要望を満たし、品質と価格のバランスを考慮した塗料もは大前提として、その塗料を塗装する際の道具も大変重要な要素となります。

さて、前置きばかりが長くなってしまいましたが、こちらの鋼板の塗装面は「美匠」(好川産業)という短毛のウールローラーで仕上げさせて頂きました。

そんな「美匠」ローラーの特徴は下記の通りです。

①通常の短毛よりキメが細かい高平滑な仕上り

②鉄扉や内装平滑面でも発泡や毛抜け等の仕上り不良を軽減

③木部用ステインなど低粘度でも液ダレしない塗料保持力

短毛は毛丈4ミリが主流ですが、5ミリにすることで塗料含みがアップし、多少の凹凸面にも塗料が配れます。

ここまで書くとメーカーの回し者のように思われてしましますが、

さにあらず、

すべての製品に言える事ですが、製品が単独で独り歩きしているものはなく、すべての製品に開発者の思いが込められているものです。

「美しい仕上げが得られますように…」

そんな想いが込められ、細部にそんな思いが垣間見られ、その成果を達成した製品を厳選、使用し、仕上げさせて頂いております。