【打放しコンクリート】の記事

ナノコンポジットW 外壁塗装 打放しコンクリート 世田谷区

アルミニウムペイント

ガルバリウム鋼板

施工後

施工後

左が既存ガルバリウム 右はアルミニウムペイント仕上

左が既存ガルバリウム 右はアルミニウムペイント仕上

塗り替え施工前

塗り替え施工前

デザイン住宅の塗装工事が完了いたしました。

まだ地区10年ということもあり、屋上防水やシーリングハンドは十分機能していましたので、部分足場をかけ、ひび割れの下地処理を中心に行い、美観を重視した改修工事を行わせて頂きました。

施工内容は下記の通りです。

①打ち放しコンクリートの再生

②鉄部のフッ素樹脂塗料仕上げ

③モルタル面のナノコンポジットW仕上

④ガルバリウム鋼板のアルミニウムペイント仕上

ガルバリウム鋼板はとても錆に強い素材ですが、経年劣化によりところどころ錆が発生したいましたので、ケレンを行い、ガルバリウム鋼板に密着する下塗りの後、アルミニウムペイントで仕上ています。

アルミニウムペイントは、アルミニウムの薄片を細かく砕き顔料をしたもので、アルミニウム板を貼ったような仕上となり、暴露耐久性に優れた塗料で、ガルバリウム鋼板の質感を損なうことなく塗装できます。

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ナノコンポジットWについて:独創的な技術から生まれた汚れにくいエコ塗料

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安田塗装の打放しコンクリート再生塗装

下地処理 打放しコンクリート 世田谷区

打ち放しコンクリート再生

クラック補修

クラック

クラック

クラック補修材 XP300

クラック補修材 XP300

クラック補修材塗布

クラック補修材塗布

サンドペーパー研磨

サンドペーパー研磨

完成

完成

打ち放しコンクリート再生

打ち放しコンクリートの下地補修として重要な工程がクラック補修やジャンカ補修になります。

画像は、クラックの補修工程です。

コンクリート材の粉末を加えることで固まり防水層を形成する、打ち放しコンクリート専用の補修材です。

クラックに沿って補修材を塗り、サンドペーパーで研磨することで周辺のコンクリート粉末と混合されることで、補修跡が目立たず、クラックを埋めることができます。

補修後、ランデックスコートWS疎水材を塗布し撥水機能を持たせ、全体的にコンクリートパターンを再生、

最後に、ランデックスコートWS疎水材をもう1回塗布して完成となります。

ランデックスコートWS疎水材は、主成分が、シロキサン結合を有する変性無機硅酸質系バインダーと特殊なシリコン基とを組合せたハイブリッド系疎水剤です。

コンクリート内部に浸透し防水層を形成する機能と、100μ(1/10mm)の厚さで、細かい凹凸塗膜を形成することで、雨水を水玉状にし、撥水させる効果があり、さらに塗膜が経年することで、凹凸がさらに複雑になることで、撥水効果が継続する仕組となっている塗料です。

コンクリート面にこの撥水と防水機能を加え、FCコートとパターン液によって新築時の打ち放しコンクリートの意匠を再現したのがFC特殊工法です。

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外壁塗装 打放しコンクリート 千葉県

ラムダの生地仕上Ⅲ

ランデックスコートWS疎水材仕上完了検査

ランデックスコートWS疎水材仕上

ランデックスコートWS疎水材仕上

ランデックスコートWS疎水材仕上

ランデックスコートWS疎水材仕上

着色ウレタンクリヤー吹き付け仕上

着色ウレタンクリヤー吹き付け仕上

本日は足場の飛散防止の養生メッシュシートを外し完了検査となります。

押出成形セメント板のラムダの再生工程は下記の通り

①薬品洗浄・一部サンドペーパー研磨

②シーリング打ち替え(オートンイクシード)

②プライマーアクア♯50

③ランデックスコートWS疎水材2回

上記は打ち放しコンクリート再生の工程と同様になります。

実は、塗料メーカーの大日技研工業さんからは、ラムダという建材の性質上、ローラー仕上ではムラになってしまいクレームになっている現場が非常に多く、吹き付け仕上をすすめられていました。

しかし、近隣の環境上、養生を超えて飛散した場合のリスクが高いため、外装で使用される標準的なローラーではなく、マイクロファイバーローラーを選定し、試験施工でむらなく仕上げられることを確認し、施工を進めることで、最終的にお施主さんにも喜びのお声を頂くことが出来ました。

たとえ難易度の高い施工であっても、確実にクリアーし続ける施工業者であり続けたいと思います。

ラムダの生地仕上Ⅰ

ラムダの生地仕上Ⅱ

ローラーについて

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安田塗装の打放しコンクリート再生塗装

打放しコンクリート 千葉県

ラムダの生地仕上Ⅱ

ランデックスコートWS疎水材

ランデックスコートWS疎水材

ランデックスコートWS疎水材

ランデックスコートWS疎水材

ランデックスコートWS疎水材

押出成形セメント板のラムダの生地仕上は、打ち放しコンクリート再生で実績の高いランデックスコートWS疎水材で仕上げます。

尚、ラムダの表面は塗料の吸い込みが激しく、ムラが出てしまう可能性が高いので、吹き付けが適しているのですが、近隣が接近している場合など、吹き付けが困難な場合は、マイクロファイバー製のローラーを使用し、重なり斑が出ないよう、面ごとに仕上げます。

塗料の種類に留まらず、美しい仕上を左右する一つ一つの道具にまで慎重に選定させて頂いております。

ラムダの生地仕上Ⅰ

ローラーについて

 

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安田塗装の打放しコンクリート再生塗装

プラザオブレガシー 打放しコンクリート 千葉県

ラムダの生地仕上Ⅰ

プラザオブレガシーA2

ラムダ仕様のデザイン住宅

ラムダ仕様のデザイン住宅

下部部分近影

下部部分近影

カビ取り除去後

カビ取り除去後

外壁材は、強度、耐久性、耐火性、耐水性、遮音性に優れ、コンクリートの風合いがあり、デザイン性を重視した建物に使用されることの多い、押出成形セメント板のラムダです。

ラムダ

建材としてあらゆる機能を有し、優れた外装材ではありますが、吸水率が高い素材なので、湿度が高く、空気がこもりやすい場所や部位は、コーティング機能が切れてしまうとかびやすいのが欠点です。

このカビは経年によって素材に根を張るまでになり、高圧洗浄だけでは到底取り除くことが出来ません。

単に塗りつぶしてしまう仕様であるならば、強力なエポキシ下塗り材で閉じ込めてしまえばよいのですが、ラムダの風合いを生かし、再生させるためには、このカビを分解除去し、元通りの風合いを取り戻す工程が必要となります。

当社は、汚れの種類によって多くの洗浄剤を開発しているプラザオブレガシーの認定施工店でもあり、LineなどのSNSを通し、現況の状態報告や試験洗いをすることで、素材を傷めず最適な洗浄剤と希釈率を決定させて頂いております。

こちらの現場ではカビ取り洗浄剤のA2を2倍希釈にて塗布し、10分程度経過したのち高圧洗浄150kg/c㎡で洗浄いたしました。

こうすることで、ラムダの風合いを生かし、耐久性、耐火性、耐水性などの機能を新築時同様に蘇生させることができるのです。

カビ取り洗浄剤A2

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