ガイナ施工事例 屋根塗装

ガイナは汚れやすい?2

希釈を多めに3回塗りで低汚染塗膜の形成

コロニアル面はガイナ2回 鋼板面はガイナ3回

コロニアル面はガイナ2回 鋼板面はガイナ3回

鋼板面のガイナ仕上

鋼板面のガイナ仕上

ガイナが汚れやすいと誤解されている理由に、ガイナの成分の80%がセラミック成分であるが故、艶あり塗料と比較しますと「ざらつき」がある仕上げになることが大きな理由になります。

さて、一般的な塗料が塗膜の静電気によって空気中の浮遊物を寄せてしまうことで汚染されてしまうのに対し、帯電性もなく親水性ある塗膜を形成するガイナが本当に汚れてしまう場合は、塗料の性質に原因があるのではなく、現場における施工に問題がある場合があります。

ガイナは0~20%の水道水で希釈して2~3回で仕上げることで適正な膜厚を確保し、耐久性をはじめとする、断熱性、防音性の近傍を発揮できる塗料ですが、例えば、画像のような鋼板面の屋根に希釈を少なめにして2回で仕上げようとしますと、塗膜の凹凸が大きく粗面となります。

粗面になってしまいますと、帯電性ゼロの塗膜であって凹凸の間に汚れが溜まってしまいます。

このようにならないために、施工の際に希釈率を多めにし、2回で仕上げるのではなく、3回塗りで仕上げることで、平滑で汚れにくい塗膜を形成することができるのです。

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