202403/14
赤外線カメラ
雨漏り目視調査
雨漏りがあったというお施主様より連絡あり、目視調査をさせていただきました。
クロスの剥がれている様子や赤外線カメラの画像によって、今回初めての雨漏りではないのではないかと思い、確認してみると8年前に雨漏りがあり、建てた工務店にて補修をしたとのこと。
そこで、上の階のバルコニードア部分を確認しますと、建付けが悪く開け閉めが容易でないことと、容易でないことから、何年もバルコニードアを開けていないこと、それによってアルミ枠の下場にホコリや泥を含むゴミが蓄積されていました。
多分この部分が怪しいと思い、枠の下場をきれいに掃除してみると、アルミ枠の組付け部分にシーリングによる補修跡が確認されました。
推測するに、8年前雨漏りがあった際に補修した部分と思われます。
建具の建付けが悪い→力任せにドアを開閉する→枠の組付けの防水が切れる→この部分から雨漏り
ということが推測されましたので、まずは費用をかけて散水調査を行わず、建具の組付けのシーリング処理を行い、雨が降った日に様子を見ていただくことになりました。