202001/31
木材保護塗料
キシラデコール
本年最初に携わらせて頂いた、板橋区の和風住宅の塗り替え工事が完成いたしました。
ご信頼下さり、ご用命くださいましたことに心より感謝申し上げます。
外壁は、マットな風合いでセルフクリーニング効果の高い、ナノコンポジットW
木部は、新築時と同様の仕様で、木材保護塗料で、たぶん日本では最も普及しているキシラデコールで仕上げさせていただきました。
この木材保護塗料は、浸透型で木材の呼吸を妨げることなく、かつ、木目を生かしたマットな風合いに仕上がります。
木材保護塗料には数多くの種類があり、合成樹脂系のキシラデコールやシッケンズ、ノンロット、水性のガードラックアクア
植物油脂のオスモカントリーカラー、ウッドステインプロテクター、プラネットジャパンのウッドコート等があります。
実は、これら全てに共通している特徴は造膜型ではなく、木目を生かした浸透型着色仕上の塗料です。
木材は、コンクリートや鉄などと異なり、調湿機能による伸縮が大きいため、造膜型の塗料ですと数年もすると剥がれてしまったり、または剥がれたところから水が染みこみ、その水が塗膜によて抜けなくなり木材を腐らせてしまう要因にもなるからです。
ここでは新築時にキシラデコールが使用させており、既存塗膜の相性を考慮し、同様のキシラデコールを使用させて頂いております。
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