つれづれ

魂の書

金澤翔子書展

魂の書
命の書の前で記念撮影

命の書の前で記念撮影

金澤翔子さん

金澤翔子さん

 昨日、友人のfacebookの投稿でたまたま知ったので、描く文字が「魂の書」と評される金澤翔子さんの書展に行ってまいりました。

写真撮影も可でご本人にお会いできたのはとても幸運です。

「命」の書と説明を拝見させて頂いた時、目の前を覆い尽くすような大いなる壁の如き宿命であったとしても、捉え方と取り組む念いの力によって、多くの人々を幸せにする使命へと転換することが出来ることをあらためて教えて頂きました。

以下は命の書の隣に綴られていた文章です。

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「お母様が好きだからお母様のところに生まれてきたの」と翔子が寄り添ってきて私の耳元で秘密でも打ち明けるように囁いた。私は「はっ」とした。

翔子の言葉は深い意味で正しいことが多い。言語障害ゆえに言葉の少ない翔子の言うことは、いつだって真言である。母親を選んで生まれて来るという古からの噂は本当なのかもしれないと、その時、初めて命の仕組みを垣間見た気がした。きっと私も生まれてくる子がダウン症であることに同意して、二人の合意のもとに私たちは親子としてこの世で結ばれたのでしょう。

今ダウン症の翔子を授かって本当に幸せだと思う。涙に暮れてダウン症の告知を受け、おろおろと悲嘆にくれていて彷徨い、この至福の境地に至るまでには、二十余年を必要とした。

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「宿命を使命に変える」

今日は大切なこと教えて頂きました。