201107/23
ボランティア塗装第3弾
塗魂ペインターズによる品川区役所アカルクス塗装
新着情報でお知らせしました通り、伊勢原山王幼稚園遮熱塗装、大津幼稚園遊具塗装と続き、塗魂ペインターズのボランティア塗装第3弾に参加させて頂きました。
一番遠くからは高知県から飛行機で、関西や中部、東北からは新幹線で総勢30名以上のメンバー様が集結し、震災以降、節電を余儀なくされている品川区役所の屋内の一部分を、『アカルクス』という塗料を塗らせて頂きました。
この『アカルクス』という塗料、光の拡散反射に優れ、塗装することで明るくなるという画期的な塗料です。
今回もまた、塗料は日本ペイント様の無償提供、刷毛やローラーの副資材は好川産業様の無償提供という有り難きご支援を受けて・・・
『何のメリットがあるんですか?』
とよく聞かれるボランティア塗装
場所を無償提供して頂き、材料や道具まで最大限の協力が得られ、それぞれの会社の都合で自由に参加でき、利害関係なしに全国の他の会社と一つの現場を共にし、そして、施工における配慮や技術を研鑽することが出来るのが、先のイーコトプロジェクトや今回のボランティア塗装です。
参加したこともないのに観念的に損得を考え、銭勘定に終始していることをひた隠し、現場を共にしたことのない同業他社の粗探しに終始し、他人をけなすことでしか自分を正当化できない自称優良業者様には、何度お話ししてもご理解いただけないかもしれません。
ベテランの親方や女性職人の施工に入る際の細やかな配慮、その会社では職長を任されている方の施工技術の的確さやスピード、この業界に入ったばかりの職人の謙虚さ等、ともすれば自社だけで行っているだけでは、『灯台下暗し』のことわざの如く、気付かないまま過ごしていることに気づかせて頂けるのがこのボランティア塗装なのかもしれません。
それも、材料や道具まで無償提供を受けて・・・
『何のデメリットあるのでしょう?』
ここに積極的に参加している会社様は、言葉ではうまく説明できなくても、きっと心の奥で実感しているに違いありません。
他社の素晴らしい部分を自社の取り入れ自社の成長の糧にできることを。
自社の至らない部分を謙虚に受け止め更なる研鑽に励むことができることを。
利害や上下の関係なく一つの現場を共に仕上げる喜びを。
そして、塗料や塗装に関わる仕事がこんなにも喜んで頂けることを。
地道な活動ではありますが、打算抜きの塗装ボランティア活動を継続的に行っていく、私たち塗魂ペインターズこそが、それぞれの地域に帰って、その地域になくてはならない塗装業者様に成長することを、静かに、深く、そして強く決意する所存です。
最後に、常に塗魂ペインターズの傍らでお支え下さり、常に塗料をご提供して下さっている日本ペイント様、前回にも増して、刷毛やローラーご提供にご協力くださいました好川産業様、お休みのところわざわざ取材に駆け付けて下さったコーティングメディア様、心より感謝申し上げます。
本当にどうも有り難うございました。