201006/02
屋根の塗装工程
屋根塗装完了いたしました。
ここ連日、晴天に恵まれ、屋根塗装が完了いたしました。
(茨城県つくば市)
折角なのでスレート屋根塗装の工程を順を追ってご説明させて頂きます。
●高圧洗浄
下地処理の最も基本となる工程で100~150kgの高圧水で藻やコケはもちろんのこと、脆弱し粉っぽくなている塗膜を薄く削り取ります。
●下塗り
2液溶剤系浸透シーラーで遮熱機能のある下塗り材を屋根のスレート材に浸透させ、基材を強化し上塗りの密着性を高めます。
尚、棟板金などの鉄部はサンドペーパー後溶剤型のエポキシ樹脂錆止め塗料で錆止め処理させて頂いております。
●縁切り部材(タスペーサー)挿入
毛細管現象の雨水の吸い上げによる不具合を避けるため縁切り部材をスレート1枚に対し2ヶ所挿入致しました。
(詳細は昨日の現場日誌をご参照ください)
●上塗り
上塗りは2回塗ることで適正な膜厚を確保されます。
上塗り1回目を中塗り、上塗り2j回目を上塗りと表現されることもあります。
塗料は遮熱塗料のサーモアイ水性Siのクールコーヒーブラウンで仕上げさせて頂きました。
日射反射率は31.1%です。