ガイナ施工事例 屋根塗装

ガイナは汚れやすい?2

希釈を多めに3回塗りで低汚染塗膜の形成

コロニアル面はガイナ2回 鋼板面はガイナ3回

コロニアル面はガイナ2回 鋼板面はガイナ3回

鋼板面のガイナ仕上

鋼板面のガイナ仕上

ガイナが汚れやすいと誤解されている理由に、ガイナの成分の80%がセラミック成分であるが故、艶あり塗料と比較しますと「ざらつき」がある仕上げになることが大きな理由になります。

さて、一般的な塗料が塗膜の静電気によって空気中の浮遊物を寄せてしまうことで汚染されてしまうのに対し、帯電性もなく親水性ある塗膜を形成するガイナが本当に汚れてしまう場合は、塗料の性質に原因があるのではなく、現場における施工に問題がある場合があります。

ガイナは0~20%の水道水で希釈して2~3回で仕上げることで適正な膜厚を確保し、耐久性をはじめとする、断熱性、防音性の近傍を発揮できる塗料ですが、例えば、画像のような鋼板面の屋根に希釈を少なめにして2回で仕上げようとしますと、塗膜の凹凸が大きく粗面となります。

粗面になってしまいますと、帯電性ゼロの塗膜であって凹凸の間に汚れが溜まってしまいます。

このようにならないために、施工の際に希釈率を多めにし、2回で仕上げるのではなく、3回塗りで仕上げることで、平滑で汚れにくい塗膜を形成することができるのです。

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ガイナ施工事例

ガイナは汚れやすい?

帯電防止性と親水性塗膜のガイナ

ガイナ10年目の状態

ガイナ10年目の状態

ガイナ10年目の状態

ガイナ10年目の状態

只今江戸川区内にて2回目の塗り替えのご依頼を頂き施工中です。

画像は10数年前塗装させて頂いた屋根のガイナの状態です。

紫外線劣化による色の退色は見られますが、チョーキングも少なく、他の塗料と比較、相対的に汚れているとは言えまません。

ネット上では競合メーカーに「ガイナは汚れやすい」というレッテルは貼られているようですが、実なそんなことはありません。

ガイナの主成分の80%がセラミック成分なので、一般的な合成樹脂の艶あり塗料と比較しますと仕上がり感にざらつきがあり、「汚れやすそうに見えます」が、ガイナは帯電性がないため空気中における汚れを引き寄せることはなく、親水性のある塗膜なので、どちらかと言えば「汚れずらい」塗料の部類に入ります。

もちろん、防汚に特化されたような光触媒親水性塗料や水谷ペイントのナノコンポジットWのようなセルフクリーニング効果まではありませんが、低汚染性の塗料ということは言えます。

ネット上では、さまざまの情報が飛び交っているので、競合会社に嘘の情報を流されている場合もあります。

どうか賢明なるネットリテラシーで情報の取捨選択を行っていただけましたら幸いです。

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ガイナ施工事例 屋根塗装

ガイナ

塗る断熱材

コロニアル面は希釈少なめに2回塗り

コロニアル面は希釈少なめに2回塗り

鋼板面は希釈多めに3回塗り

鋼板面は希釈多めに3回塗り

容器の中のセラミック成分を均一にするため5分間攪拌

容器の中のセラミック成分を均一にするため5分間攪拌

コロニアル部のガイナ1回目の仕上

コロニアル部のガイナ1回目の仕上

ガルバリウム鋼板面は足付け後2液溶剤系エポキシプライマー、コロニアル面は、高圧洗浄後水性カチオンシーラーを下塗りし、塗る断熱材であるガイナで仕上げます。

ガイナはセラミック成分が80%を占め、比重の軽いセラミック成分が容器の上方に浮いてしまっていますので、一般的な塗料よりも十分に攪拌し、塗料内のセラミック成分を均一にします。

そして、均一な塗膜面を形成するため、鋼板面は希釈を多めにして13mmのローラーで3回塗り、コロニアル面は、希釈を少なめにして凹凸にネタが均一に塗装されるように塗料の掃き出しが丁度いい25mmのローラーで2回塗りで仕上げます。

さて、ガイナは2018年に省エネ大賞を受賞しています。

省エネルギーセンターで紹介されたガイナの概要は下記の通りです。

本製品は、中空のセラミックを混入した塗材である。密度の高い複数の金属をセラミック成分に加えて発泡させることにより、中空でφ50μm以下の微細なセラミックビーズを生成する。

塗装によりセラミックビーズが基材表面に積層され、熱浸透率が低く、放射率が高い不燃性塗膜を形成することができる。塗面の反射率は近赤外線領域で高く、遠赤外線領域では低くし、屋外塗装時の日射反射による夏季省エネ(遮熱)だけでなく、室内塗装時には、遠赤外線効果による体感温度への影響も期待できる製品となっている。

一般の水性塗料と同様の取り扱いが可能であり、内外装をそれぞれ同塗材、一般塗料で仕上げた住宅で冷暖房を稼動する実験の結果、消費電力削減効果は夏季で23.4%、冬季で21.6%を達成

また、屋根面への同塗材塗布前後で消費電力量約20%/年の削減を実証している。

ガイナ省エネ大賞受賞

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フローリング 自然塗料

ハードクリアオイル

プラネットジャパンの天然オイル

フローリング研磨後とハードクリアオイル

フローリング研磨後とハードクリアオイル

クリアーオイルですがここまで濃く仕上がります

クリアーオイルですがここまで濃く仕上がります

ハードクリアオイル ハードクリアオイル完了

ハードクリアオイル完了

仕上げは、プラネットジャパンのハードクリアオイル仕上げです。

このオイルは1回塗りで追いかけでウエスで拭き取ることで落ち着いた艶で仕上がります。

拭き取りるのは木材に浸透しきれない余分なオイルを残さないためです。

弊社は無垢フローリング材を仕上げる場合、主にオスモカラーとプラネットカラーを使用しておりますが、短い工期で完了させる場合は、プラネットジャパンのハードクリアオイルを使用いたします。

このオイルは主成分である天然の亜麻仁油や桐スタンドオイルが表面を固く保護するため、土足用のフローリングにも適している耐久性の高い自然塗料です。

乾燥しますと艶が落ち着き、無垢の自然な風合いが生かされます。

ハードクリアオイルの製造元であるクライデツァイト並びに輸入元であるプラネットジャパンは、その整品に裏打ちされた経営理念と社長の人格ががとても素晴らしく、心から尊敬するメーカーです。

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フローリング

複合フローリング再生

丁寧に研磨

全体をポリッシャー♯100で研磨

全体をポリッシャー♯100で研磨

小型ポリッシャー♯80~120で研磨

小型ポリッシャー♯80~120で研磨

複合フローリングとは、表面の2~4mmを天然木を使用し、合板と合わせたフローリング材です。

表面の見る限りは無垢材と全く同じなので、断面を確認しなければ無垢材と複合材との区別が困難です。

当初、無垢フローリングとしてご依頼を頂きましたが、現場でサンプルを拝見させて頂き、表面の3mmが天然木であることが確認されました。

複合フローリングの場合、深く研磨してしまうと表面の天然木の厚みが薄くなり、今後のメンテナンスの際に研磨を重ねていくと合板が出てきてしまうので、研磨方法をアメリカンサンダーからポリッシャーに変更しました。

但し、ポリッシャーですと研磨材が当たる部分と当たらない部分ができますので、フローリング材1枚1枚を丁寧に研磨できるように小型ポリッシャーを使用しました。

今回は平均0.5mm程度研磨することで表面のキズとシミを落としオイルで仕上げることとなりました。