201904/29
打放しコンクリート再生1
ランデックスコートFC特殊工法
意匠性を重視した建物やデザイナーズマンションに採用されることの多い打放しコンクリート。
10年以上の経年によって、爆裂や雨だれやカビの汚れ、または新築時のジャンカ補修跡が浮きあがりってまいります。
これを新築時のような美しい打放しコンクリート独自の意匠を再生させるには、耐久性を維持させるための的確な工程と相応の意匠性塗装の技術が必要になります。
このように言葉では表現できても、実際に打ち放しの意匠が回復させ、相応の耐久性を維持させることができるのかどうかは相応の技術と経験が必要となります。
最近では、光触媒やフッソコーティングなど、新しい材料が出てきていますが、いかに論理的に優れ、期待耐用年数が20年以上と唄われた材料であっても、実際に現場で使用され、自然環境にさらされ、20年以上経過状況を観察され、問題ないと判断された材料でなければ、お勧めしておりません。
当社は自社の請負工事だけでなく、清水建設様との協力業者として、大規模の打ち放しコンクリート再生にも数多く携わらせて頂いており、材料の不具合は、当社によ材料の選定ミスとなるため、材料選定は実績を第一義とし、実績ある大日技研のランデックスコートを採用しております。
写真はランデックスコートのFC特殊工法を部分的に試験塗装させて頂いた様子です。
既存コンクリートが経年による汚れがひどかったので、FCコートを3回塗り、一度塗りつぶした状態から、パターン液を使用しコンクリート模様を復帰させました。
尚、試験施工部分の左半分はクリア仕上、右半分はホワイトの着色剤がはいった着色クリア仕上となっており、お施主様に確認して頂きます。