201801/20
プラネットジャパン1
プラネットジャパン創業者 平尾和眞
1987年の春、海外への憧れを抱いた一人の青年がありったけのお金をかき集めてイギリスへ渡りました。彼の目的は英語を勉強することではなく、自分の目で海外を見、また海外から日本を見ることでした。
冬休み、スペインへ旅行中にストライキに遭い、雪の降る真夜中、フランスのヘンダヤという小さな駅で降ろされた彼はスペインまで徒歩で向かわなくてはならず、36km歩いてようやくサンセバスチャンという小さな町に到着しました。
その時“もっと世界を見てみたい”と強く感じたそうです。
しかし、その当時の彼には十分な語学力がありませんでした。
次に語学力を身につけるために渡った先はアメリカでした。
様々な都市を回って落ち着いた先はモンタナ州のマイルズシティという田舎町でした。
暖かい人々、そして夏は釣り、冬は狩り、また野生動物に囲まれて大学を卒業後、ますます夢は広がりました。
この青年の周りに1人、2人と集まって2001年に作られた会社が平尾社長の創業されたPlanet Japanです。
そして創業以来、本当の“Think global, better life”を探し続けています。
Planet Japanがドイツで出会った大切な友人が現在のパートナー、クライデツァイト社です。
ドイツ北部の人口900人の小さな小さなゼーレムという村で、自然塗料や天然壁材を製造している会社です。
自然と人とのつながりを大切にしている彼らと一緒に共同開発したのが“ウッドコート”という自然塗料です。
Planet Japanはクライデツァイト社をヒントにこれからも自然との触れ合いを生かしたライフスタイルを提案しています。
——以上、プラネットジャパンのHPより引用———
私が平尾社長にお会いしたのは、2016年春、塗魂ペインターズで一緒に活動させて頂いている上林さんの御紹介です。
このとき塗装でできる社会貢献の塗魂ペインターズの理念に共感して頂き、活動実績を評価して頂き、協賛メーカーとして共に活動して下さることになったのです。
塗魂での活動ではこの年の6月に行われた東日本大震災によって多大な被害を受けた女川中学校でご一緒させて頂き、その後は、ボランティア現場各所で材料であるプラネットカラーを無償提供して下さいました。
そして、2017年秋のリトアニアでの杉原千畝記念館蘇生プロジェクトでは、リトアニア文化遺産局との度重なる打ち合わせから材料の無償提供までしていただき、プロジェクト成功の根幹を担って下さり、ありとあらゆるお膳立てを整えて下さり、カウナスの杉原千畝記念館前で私たち塗魂ペインターズを温かく迎えて下さったのです。
関連コンテンツ
関連ウェブ
※昨年秋、プラネットジャパン様による無償の材料提供によって杉原千畝記念館を再生させ、差別なき世界の平和への思いを蘇生させようとしたスギハラプロジェクトです。