202408/11
打ち放しコンクリート下地
セメント系フィラー
現在進行中の都電荒川線の現場です。
意匠性の高く、部分的の打ち放しコンクリート仕上げになっています。
この打ち放しコンクリートは、経年によってひび割れが生じ、撥水性が失われてくると、コンクリート肌が荒れることで、汚れが目立つようになってしまいます。
そこで、まず大切になる工程が、高圧洗浄と、セメント系フィラーによる下地調整です。
こちらの現場ではミラクファンドKC1000にて下地調整を施工中。
この材料は下記の特徴があげられます。
・下地に強固に密着し、特に従来の材料に比べ、耐ひび割れ性、耐衝撃性に優れています。
・硬化後強固な被膜を形成し、仕上塗材の防水性を向上させます。
・脆弱な下地を強化し、仕上塗材の色むら密着不良、造膜不良を予め防止できます。
・コンクリート躯体の中性化防止、鉄筋の防錆性に優れた効果を発揮します。
・下地調整のみならず、仲介接着としての機能を発揮します。
塗装仕上げもさることながら、はやり大切なのは下地処理になります。