202402/24
木部洗浄
圧調整の高圧洗浄
外装木部塗装における重要な下地処理は洗浄工程となります。
理由は、多くの場合、仕上げが造膜型のウレタンなどによる塗りつぶしのエナメル仕上げではなく、浸透型で半透明の木材保護塗料になるためです。
洗浄の種類としては、化学薬品を使用するあく洗いやスコッチブライト(研磨材)しようする手洗い、高圧洗浄があります。
化学薬品を使用するあく洗いが一番きれいに洗浄できますが、費用が高いことと、敷地内に大切にしている植栽がある場合は、枯らしてしまう危険性があります。
薬品を使用することなく研磨材を使用する洗いは、上記同様手間がかかりますが、費用が高い割にはきれいにするには限界があります。
高圧洗浄は、費用は抑えられますが、圧力が強すぎると木肌が荒れてしまいますので、「汚れは落としつつ、木肌が荒れない程度」の圧力で洗っていきますので相応の技術が必要になります。
まず、庭に大切な植栽があることで、薬品使用は却下となり、形状が縦格子なので手洗いは多大な費用が掛かることから、手元における圧を調整可能な高圧洗浄機を使用し、汚れが落としきれない部分に関しましては、研磨材を使用し手洗いする工程にて見積算出し実施させて頂くこととなりました。
建物の外壁を含め3人体制で3日間の洗浄工程です。