201105/07
今日は雨なので
外装木部の塗装について
本日は雨なので事務所で書類関係の整理をさせて頂きました。
先月から外装木部の塗装についてのご質問を受けることが多いので少々ご紹介させて頂きます。
現場写真は、先日外壁塗装をさせて頂いた茨城県守谷市K様邸の、2年前に行った木製シャッターの塗り替えの様子です。
外壁や屋根は10~15年に一度のメンテナンスに対して、木部や鉄部は5~6年に一度のメンテナンスが必要となります。
そして外装木部の塗装には、塗膜を形成する造膜系塗料と木材に深く浸透し、木独自の調湿機能を保ちながら紫外線や雨から保護する浸透型塗料(含浸塗料)に分類することが出来ます。
塗膜を作る造膜系は、塗膜があるが故、耐久性に非常に優れているのですが、『木』というものが、調湿機能による伸縮があることから、紫外線や雨による劣化ということよりも、強固な塗膜が木の伸縮に対応しきれず、割れや剥がれを起こしてしまいます。
一方、浸透型塗料は、初期の耐久性のみを比較しますと、造膜型塗料には劣るものの、木の伸縮に対応し、割れは剥がれを起こしにくい性質があり、頻繁なメンテナンスが必要とされるものの、長期にわたって木の美しく保つことが出来ます。
ご興味のある方は、『木部塗装』のコンテンツをご覧下さいませ。
今日は雨なので少し早めに仕舞わせて頂き、明日の準備をさせて頂きます。
さて、話は全く変わりますが、塗魂ペインターズの新サイト制作が進行中です。
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