サイディング 塗魂ペインターズ

シーリング勉強会

オート化学 北茨城工場にて

伸縮を繰り返し耐久性を計り実験

伸縮を繰り返し耐久性を計り実験

シーリング材の伸び率を計る実験1

シーリング材の伸び率を計る実験1

シーリング材の伸び率を計る実験2

シーリング材の伸び率を計る実験2

屋外の暴露試験場

屋外の暴露試験場

本日、塗魂ペインターズの仲間である筒井塗装さんのお心遣いにより、シーリングメーカーのオート化学北茨城工場にてシーリング材の勉強会に参加させて頂きました。

塗料でも言えることですが、例えば、シリコン樹脂塗料といっても、水性シリコンや2液反応硬化型の水性シリコン、一液溶剤シリコン、2液溶剤シリコンに分類され、メーカーによっても耐久性や低汚染性などが異なり、シリコン樹脂塗料だからと言って必ずしもウレタン樹脂塗料よりも耐久性が良いという訳ではなかったりもします。

例えば、多くの車両用の2液のウレタン樹脂塗料は、建築用のほとんどの水性シリコン樹脂塗料よりも高価で耐久性、耐候性ともに上回ります。

シーリング材にも全く同じようなことが言え、ネット上でもっともらしく発信されているブログやシーリング材について蘊蓄を語っているウェブサイトが必ずしも正しい情報を発信している訳ではなく、自分の目で確認しないと簡単に誤った情報に踊らされてしまう危険があることを実感させて頂きました。

その中でも、あらためて確認させて頂き良かったかなと思った点は、塗料の場合、多くは2液反応硬化型の方が1液のものよりも耐久性が優れているものが多いのに対し、シーリングの場合は、塗料ほど2成分系が1成分系よりも耐久性や耐j候性が優れているといえないものが多いという点や、塗料と同様、ウレタンシーリングが変成シリコーンのシーリングよりも耐久性が良いとは言い切れない点です。

さて、今回勉強会に参加させて頂き、本当に勉強になたのは、環境変化の激しい昨今、メーカー主催の勉強会や実験に参加させて頂くことで、何か分かった気になったりするのは大きな間違いであって、自社や自分自身を信頼して頂いたお施主様のお応えするべく、謙虚に学び続けることの大切さを思い出させて頂いた点です。

主催して頂きましたオート化学の皆様はじめ、陰で準備して下さった筒井さん、心より感謝申し上げます。

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