安田塗装の社会貢献活動
- SDGsの実現に向けて
「社会にとってなくてはならない企業」を目指して
人や企業の価値を、「どれだけの金銭や利益を手にすることが出来るのか」という経済的能力に委ねた時代は、私たちの住む環境に取り返しのつかない損害をもたらしました。
近年、先進国の企業を中心に、CSR(企業の社会的責任)やSRI(社会的責任投資)といった社会貢献意識が高まり、社会貢献抜きに自社の利潤のみを追求する企業は、企業活動そのものに疑問を持たれるまでとなりました。
先進国社会の一員である以上、自社利益のみの小さな殻に閉じこもることを良しとせず、たとえ中小企業であっても、社会的な責任を持つことはもとより、積極的に社会に貢献してゆく。これこそが、企業の使命でなければなりません。
安田塗装は、「施工品質および経営品質の向上」を大前提としながらも、「社会貢献活動および環境活動」を最重要視し、お客様によってもたらされた利益を、社会と環境に還元する活動を継続的に行うことを決意しました。
そして、建築塗装業としての強みを最大限発揮するため、同じ志を持つ全国の塗装業者と塗料メーカーや販売店が連携したボランティア集団「塗魂ペインターズ」の発足に携わり、ボランティア塗装に参加しております。
利害を超えた目的に向かい、友との絆を深め、幅広い人々との連帯を広げることこそが、1人の力を何倍にも強めることになり、ひいては自社が社会にとってなくてはならない企業へと成長する礎となることを確信しております。
そして、社会や環境に積極的に貢献した企業こそが、自社の足下を確固たるものにし、社会にとってなくてはならない企業に成長しうることを、私たちの身をもって証明させて頂く所存です。
SDGsの実現に向けて
2015年の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、持続可能なよりよい世界を実現し、人々のQuality of Life(QOL、生活の質)の向上を目指すために、社会・環境課題に対して世界全体で取り組むべき17の目標です。
安田塗装は、ご家族の歴史が刻まれ、生活の息づかいが染み込む特別な場であるお家の塗り替えを、お客様に納得してご依頼いただけますよう、一般の方には分かりにくい塗料や塗装工程、塗装料金の詳細を1999年より当社ウェブサイトにて公開して参りました。
また、環境に対する負荷をできる限り軽減した塗料や、CO2削減につながる省エネ塗料を積極的に導入し、長年にわたり推奨して参りました。
小学校や支援学校におけるボランティア塗装や、歴史的建造物の再生等、これまで取り組んできた社会貢献活動についても、まさにSDGsの達成に貢献するものであると考えています。
これからも、お客様と共に、地域の皆様や子供たちと共に、塗装業界の仲間と共に、誰もが心豊かに生きる社会の実現を目指して、真摯に取り組んで参ります。
私たちの取り組み
地域の皆様、子供たちと共に 小学校、支援学校等へのボランティア塗装
子供たちに明るい未来を思い描いてほしい。悲しい気持ちのとき、色鮮やかな絵が描けなくなったときにも、一緒にペンキを塗った楽しい思い出や、まわりの大人たちの温かさを思い出して前を向いてほしい。そんな思いを込めて、幼稚園や小学校、支援学校等にて親子塗装教室やボランティア塗装を行い、地域の皆様との交流を深めています。
関連する主な目標
お客様と共に 人と環境に優しい塗料、省エネ塗料の推奨
石油化学塗料は、化学技術の発展により高耐久化や自由な色彩表現を実現し、他の多くの技術開発に貢献してきました。しかし、その代償として地球温暖化や、シックハウス症候群、化学物質過敏症等の室内環境汚染の問題が発生しています。
私たちは、耐久性や美観を維持しながらも、揮発性有機化合物の低減はもとより、ライフサイクルアセスメント(環境保全と資源枯渇の回避を目指し、「持続可能な発展」を実現させるための評価手法の一つ)を基調にして、環境に対する負荷をできる限り軽減した塗料や、日射を効率よく反射し、夏の冷房効率を上げることでCO2削減につながる遮熱・断熱塗料を積極的に導入し、施工、点検を重ねた上で、お客様にご提案しています。
関連する主な目標
お客様と共に 塗料や塗装工程、塗装料金の詳細を開示
安田塗装では、ホームページによる情報公開が今ほど一般的ではなかった1999年より、塗装の必要性や工事内容の詳細、塗料の成分や機能、参考見積や塗装単価等、一般の方が知ることが難しく、知らないが為に悪質な業者に騙されてしまう危険性の高かった内容を、弊社ホームページで広く公開して参りました。お客様が塗り替えの疑問を解決され、納得、安心して工事をご依頼いただけますよう、今後も時代に即した様々な情報を発信して参ります。
関連する主な目標
仲間と共に スギハラハウス プロジェクト
杉原千畝がナチスに迫害されたユダヤ人に「命のビザ」を発給したリトアニアの旧日本領事館。千畝の記念館として一般公開されていましたが、老朽化が進み、修繕の目途が立っていないとの報道を受けて「塗魂ペインターズ」が立ち上がりました。リトアニア大使館、カウナス市、そして現地市民の皆様からのご協力、また日本国内での多くの寄付や材料の提供等、様々なご支援をいただき、国際ボランティア塗装が実現。
「人間は誰しも幸福に生きる権利があり、誰も置き去りにしてはならない」
千畝の世界市民としての魂の鼓動を蘇らせ、戦争のない世界を未来への贈り物にするために、私たちにできることに取り組み、平和への思いを発信しました。