201005/28
新規シーリング充填開始
変成シリコーンノンブリード
本日の東京は晴天に恵まれ現場へ出発すると、だんだんと雲行があやしくなり現場では雨の降った形跡がありました。
さすがに高速道路を1時間走らせますと天気も異なります。
(茨城県つくば市)
シーリングを撤去しなければならない部分はまだ残っておりますが、徐々にシーリングを撤去した部分に新規にシーリング材を打ち始めました。
晴天を前提とした工程表はありますが、実際の天候に合わせ的確に順序を組み替える必要があるためです。
さて、こちtらでは、変成シリコーンシーリングのノンブリードタイプのペンギンシール2550NB(サンスター技研)を使用しています。
シーリングの種類には、アクリル、ウレタン、変成シリコーン、シリコーン、ポリサルファイド等があり、それぞれ特徴と適正な施工部分がありますが、サイデイングの場合は、目地の動きに追従する低モデュラス※で、応力緩和性※のあるウレタンシーリング材又は変成シリコンシーリング材が適しており、新しい塗膜と反応しないためノンブリード型が最適といえます。
※低モデュラス
シーリング材には高モデュラスと低モデュラスのものがあり、簡単に言いますと硬化した際のゴムの硬さのことです。高モデュラスのシーリング材はガラス廻りや室内の水廻りに使用されるシリコーンシーリング材がほとんどで、ガラス回りを除くほとんどの外装では低モデュラスのシーリング材が適しています。
※応力緩和性
目地の動きに対して対応しようとする働きを言います。この応力緩和性が少ないシーリング材は目地が動いたときに柔軟に対応せず元に戻ろうという働きが生じるので、亀裂が生じやすくなります