202107/17
再び電車図書館へ
2年前、ボランティア塗装において携わらせて頂いた、くめがわ電車図書館より連絡を頂き、部分的に塗膜が剝がれてきてしまったとこのと。
現地調査をさせて頂くと、半世紀以上前に引退した電車を使用していることもあり、かなり下地鉄部の錆が進行していたため、前回塗った塗膜ではなく、下地から剥がれてきてしまった部分が散見されました。
電車図書館は、地元で愛され、ボランティアで運営されている図書館です。
そして、私たちは「でんしゃとしょかん」の絵本にも登場させて頂いたペンキ屋です。
たとえ、ボランティアであっても、地域の子供たちの期待と信頼には100%応えていこうと、2回目のボランティア塗装を行わせて頂きました。
さて、なぜ、私たちはボランティアを行っていくのでしょうか…
それは、ここで、母が子供に読み聞かせを行い、親子の絆を深め、豊かな心を育むためです。
また、ここの子供たちが、読書によって、想像力を養い、人の心の痛みがわかる大人に育つためでもあります。
さらに、良書に親しみ、ある時は数百年前の偉人の心に触れ、ある時は自分自身の心の銀河の旅をし、人格を深めるためでもあります。
そして、ここくめがわで育った子供達が人格者として世界に羽ばたき、人々の幸福と世界の平和に貢献していた開きたいと願っているからです。
私たちは、本当の幸せとは、自分だけの幸せを追求する中にあるのではなく、逆に、他のためだけに生きる自己犠牲の中にもなく、自らの意思で他の人々の心の中に明かりを灯し、その明かりによって照らされていることを喜びとできる自他共の幸福の中にあると確信しているからです。
この活動を通し、笑顔と感謝の言葉を頂く中で、本業で実証を出すことの決意をさらに深くできることを知っているからに他なりません。
今回は、あたかも、絵本から登場人物が飛び出してきたかのようなのボランティア塗装となりました。
このような物語をいつまでも綴ってまいりたいと思います。