塗る断熱材を研究し苦節10余年、失敗に継ぐ失敗。
ようやく製品化にこぎつけても、常識を覆した製品ゆえに、ときにはペテン師扱い。
10年もの間、ひと缶も売れませんでした。
しかし、マーケティング戦略のもと生まれては消えゆく製品とは異なり、命を吹き込まれた塗料には必ず物語があるのです。
このように、小さな小さな町工場であった日進産業の石子社長の、「塗る断熱材」に対して真摯に取り組んだ姿勢と独自技術が、他の名だたる大企業を抑え、JAXA (独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 ) に、「塗装で断熱ができる技術」のスピンオフ(技術移転) 先として認められました。
石子社長が今まで蓄積してきた技術に、JAXA の塗る断熱技術が加わり、高性能の塗る断熱材「ガイナ」がうまれました。
ガイナは「JAXA COSMODE PROJECT (JAXA がロケット開発に際して生み出した最先端技術を、より多くの人々に活用してもらうために発足されたプロダクト開発プロジェクト)」のロゴマーク付与商品第一号となっています。
ガイナが紹介されました
TBS番組「夢の扉+」
TBS番組「夢の扉+」で塗る断熱材ガイナが紹介されました。 人生をかけて開発に取り組んだ日進産業 石子社長の「私の子供たちももちろん私の子ですが、ガイナも私の子供のようなものです。」との言葉が耳朶に残ります。
JAXA産業連携センター
「身近にある宇宙技術」
JAXA産業連携センターが発行した広報誌「身近にある宇宙技術」でガイナが取り上げられました。
・ページ : P.27~30 (PDF P.15~16)
・内容 : 商船三井の自動車船、現場ルポ