[ガイナ施工事例] [下地処理]

真心こめた仕事

板金釘頭の玉状シーリングなど

真心こめた仕事

板金釘頭の玉状シーリング

サッシの養生

サッシの養生

リシン吹付面の入隅の見切り

リシン吹付面の入隅の見切り

画像は、戸建て住宅の塗り替えにおいて、

①屋根板金の釘が経年によって浮くのを防ぐために、釘頭にシーリングを玉状に充填した様子

②塗装後養生を剥がしたときに、真直ぐな線ができるよう、既存の塗膜からほんの僅かだけ逃げて養生のテープを貼ってある様子

③天井と壁の入り隅に真直ぐな線ができるよう、入隅からほんの数ミリ見切り線をずらしている様子です。

いずれも職人として塗装の仕事を携わる中で、いかに美しく、段取り良く作業を行うかを考慮し、お施主様に喜んで頂くための配慮で、見積書に言葉として反映していることでもありませんし、指摘されなければ気付かない部分でもあります。

また、この配慮が完成後の耐久性に対し大きく差が出るとは言えないかもしれません。

では本当にそうなのでしょうか…

次元は異なりますが、古代エジプトのピラミッドは時間の経過とともに、あるものは破損が大きく、また、あるものは崩れ去る中で、クフ王のピラミッドだけは今なお原形を留めております。

この違いは一体何なのか…

この採石場からは石工たちの労働歌やファラオへの賛歌、自分たちの組名などを刻みつけた文字が発見されてという報告もあり、そこに表れている人々の素顔は強制的に駆り出された労働者というより、ピラミッドの建造に従事することを誇りとし、喜びとした技術者といった感じがするとのことです。

フランス考古学界の最高権威であるジャン・ルクラン教授はピラミッドの永遠性の理由を「非常なる熱意と完全なる計算。そして長い時間をかけて一生懸命、心をこめて造ったことだ。信仰と正直さを持った心が、それをなしとげたのだ」と結論されました。

私は、このような心の違いによる施工品質の違いは時空を超えてあらゆる物事に当てはまると考えております。

塗装工事おいても、一つ一つの工程に対し、心を込めて情熱をもって取り組むことのできる職人は、塗装準備の塗料の攪拌、塗装時におけるあらゆる飛散場所を想定したきめ細やかなる養生、塗料がその機能を十分に発揮できる下地造り、2液反応硬化系の主剤と硬化剤の割合に対する厳密な計量、塗料の希釈率や塗布量、塗り重ね乾燥時間の厳守など、あらゆる場面において完璧なる工程を行うことができています。

次元は異なれど、クフ王のピラミッドが今も原形を留めており、その違いが、その仕事に携わった職人の真心と情熱が起因していると結論されているように、仕上がった時に大きな差は出ていなくても、仕事に対する真心と情熱は後になって明確な形となって現れてくる、この信念をもって施工に携わらせて頂いております。

[ガイナ施工事例] [下地処理]

たいせつなこと

フィラー擦り込み

たいせつなこと

ヘアクラック刷り込み

ヘアクラック刷り込み

ヘアクラック刷り込み

星の王子様ミュージアムにて

星の王子様ミュージアムにて

今年初めに携わらせていた頂いております当社と同じ豊島区内のお住まいです。

塗装仕様は「塗る断熱材」のガイナで仕上げさせて頂く予定です。

上の画像2枚は高圧洗浄後に行っている下地処理で、ヘアークラック部のフィラー擦り込みの様子です。

ヘアークラックとは文字通り、髪の毛ほどの細いひび割れのことを言います。

この部分は粘度の高いフィラーをローラーで塗ってしまっても、しばらくは、隠れてしまうのですが、ローラーではひび割れの中にフィラーが入り込まず、経年によって再び生じてしまうので、見た目だけきれいに見せるその場しのぎの塗装となっていまいます。

そこで、5年先、10年先を考慮し、腰のある固めの毛の刷毛の先端にフィラーを付けクラックの目に沿ってフィラーをクラックの中に擦り込んでいく工程です。

ごく細いひび割れなので、調査の段階では、特に上の方ほど、見落としてしまいがちで、足場をかけ、高圧洗浄することで現れ、現場に入って想像以上に多くあることに気付くことも多々あります。

目先の利益や引き渡し直後の仕上げだけを考えたり、言われたことだけをやればよいと思っていると、相応の時間と費用をかけてこのような工程を行う意味を見出すことは難しいかもしれません。

しかしながら、職人としての誇りと、自分自身を信頼して下さったお施主様の真心に思いを馳せると、けして怠ることのできない大切な工程です。

このクラックの擦り込みの下地工程は、目的のひび割れにフィラーを擦り込むことの他に、仕上がった際に補修跡が目立たないよう、擦り込んだ周辺の壁をぼかすことが大切です。

自分自身が行った大切な工程を、あえてわからないようにするのです。

このような下地処理は仕上がってしまうと目には見えなくなってしまいますが、3年5年10年という歳月を経ることによって、「きっと、丁寧にやってくれたんだろうなぁ」とはじめてわかる職人の心の現れです。

誰もが読んだことがある「星の王子様」で、作家であるサン=デグジュベリは、王子様に対しきつねにこう語らせます。

「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」

心は目に見えず、その心に伴った行為も仕上がった時には見えなくなってしまいます。

しかし、けして消えてなくなるのではなく、時の経過の中で、再びがその心が現れてくるのです。

その心は、心の目で初めて見ることができるのでしょう。

[ガイナ施工事例] [外壁塗装]

塗料業界の下町ロケット

ガイナのココロ

塗料業界の下町ロケット
塗料業界の下町ロケット

こちらも年内最後のお引き渡しです。

塗料業界の下町ロケットたる、日進産業の尊敬する石子社長が開発し、親友滝川常務が拡販する「塗る断熱材」のガイナ仕様です

真心の込められた半製品である塗料には、塗膜という製品になる過程において、塗装前の適正な攪拌時間、希釈率、塗り重ね乾燥時間、塗布量など、守るべき約束があります。

ゆえに、開発者の製品に対する思いを理解し、製品に込められた心を引き出す職人が必要となります。

塗料開発者の真心と塗装職人の心意気が伝わりご家族が良い年を迎えられますよう心から祈りつ仕上げさせて頂きました。

 

[ガイナ施工事例]

結露抑制対策

結露抑制対策
結露抑制対策
結露抑制対策
結露抑制対策

1週間前と同じ結露抑制対策工事を他のビルで施工させて頂きました。

前回と異なる点は、前回がクロス下地に対し、今回は塗装下地にガイナの吹付仕上です。

さて、内装における塗装工事においても最も重要なのが什器やパソコン、書類などの全面養生です。

刷毛やローラー塗装でなく、吹付と言えばなおさら重要と言えるでしょう。

什器やパソコンにはバッサリとノンポリで覆い、吹付の壁面とオフィスとの間にマスカーで仕切りを入れる二重養生を施し、はじめて塗装工程へと進みます。

今回は、結露により下地が脆弱になているため、入念な下地処理を行い、下塗り、中塗り、上塗りの乾燥には送風機を使用し強制乾燥を行いながらの塗装となります。

下塗りにはシミを抑制するシミ止めシーラーを使用

中塗り、上塗りは、規定量である0.46㎏/㎡を二回に分けて塗布させて頂きました。

尚、単に結露を抑制するだけでなく、仕上がりを重視し、温風低圧塗装機を使用し、中塗りの口径は3㎜、上塗りの口径は2mmで仕上げました。

地道ではありますが、この度の工事により結露が解消され、、もっともっと広く、ガイナの優れた機能が広まることを心から願っております。

関連ブログ

ガイナ省エネ大賞受賞

 

[ガイナ施工事例] [塗料]

結露防止対策

ガイナ

結露防止対策

東建インターナショナルビル

伸縮棒とマスカーで部屋と壁面を仕切り養生

伸縮棒とマスカーで部屋と壁面を仕切り養生

ガイナ吹付

ガイナ吹付

7年前に建築主であるゼネコンの協力業者として内部階段室の全面塗装の携わらせ頂き、この度は管理会社のご依頼で結露防止対策で工事で携わらせて頂くこととなった縁深きビルです。

結露防止対策としてお薦めさせて頂いたのは、本年、省エネ大賞を受賞した日進産業の石子達次郎社長開発のガイナです。

そして、塗装場所が、テナント様の役員室と会議室の壁面ということもあり、仕上げも重視させて頂き、ローラーと刷毛ではなく、温風低圧塗装機で仕上げさせて頂くこととなりました。

吹付仕上の場合、最も重要な工程が見切り部分のマスキングと養生です。

床や天井はもとより、机や椅子などの什器、その上にあるパソコンはノンポリでバッサリと覆い、更にマスカーと伸縮棒で壁面を覆う二重養生を施し上で、ようやく塗装工程となります。

下地はビニールクロスのため、継ぎ目とコーキング処理と全面シーラー塗布後、規定量である0.46㎏/㎡を二回に分けて塗布させて頂きました。

地道ではありますが、この度の工事により結露が解消され、、もっともっと広く、ガイナの優れた機能が広まることを心から願っております。

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